最適なWiFiの通信速度を知ってストレスなくWiFiを利用する方法

Wi-Fi 通信速度 ポケットwifiの基礎知識

あなたは、WiFiの通信速度に関して以下の様な疑問を持っていないですか?

「自分にはどのくらいの通信速度があれば良いのだろう?」
「通信速度が遅い時はどうしたら良いのだろう?」
「本当に通信速度が早いWiFiってなんだろう?」

日頃生活していて自分に必要な通信速度を把握するのは難しいですよね。

ましてや常にWiFiのスピードを意識してネットを使っている人も少ないと思います。 

この記事の結論から言いますと、日常生活をする上で必要な通信速度の目安は下り25Mbpsです。

 ※「下り」や「Mbps」の説明は、本文第1章に記載しています。

この速度があれば、日常生活の大体のシーンにおいて十分な速度となっています。

また、もしあなたが現在使用しているWiFiの通信速度が遅いと感じているのであれば、以下のチェックリストを基に原因を探ってみましょう。

 ○ ×原因対処法
まずは

これを確認

 WiFiに繋いでいる機器が多い使っていないデバイスの電源を切る
 他の電波が干渉している2.4GHzから5GHzへの変更,電子レンジの周辺を避ける
 ルーターから離れすぎているルーターに近いて使用する or ルーターを近づける
 基地局のメンテナンスまたは通信障害が起きている公式サイトをチェックする
光回線 ルーター・ONUなど通信機器に原因があるルーター・ONUを再起動、ケーブルの挿し直しを試す
 プロバイダー側・光ファイバーケーブルに障害が発生している利用している回線の障害状況をチェックしてみる
 「PPPoE」という通信方式でアクセスしているIPv6(IPoE)接続サービスを利用する
 ケーブルが古いケーブルを買い替える
光回線以外 WiFiの対象エリア外で使用している(WiMAXの場合)ハイスピードプラスエリアモードに切り替える

(それ以外の場合)通信できるところを探す

 速度制限にかかっているデータの買い足し または 翌月まで待つ
 ルーターを置く場所が悪い窓際に置く

 このチェックリストでほとんどの場合解決できますが、もし解決できない場合は、いますぐに直すのは難しい場合がほとんどです。

各WiFiの事業会社のコールセンターに電話をしましょう。

この記事を読めば、あなたに必要な通信速度が明確になりますし、今すでに通信制限が遅いと感じている場合は、原因と対処法が分かり、迷わず行動できます。

では、早速みていきましょう。

1. 25Mbpsあれば快適に全くストレスなく生活できる

ズバリ結論から言いますと日常生活を送る上で必要な通信速度は、下り25Mbpsです。

正確に言うと、全くストレスがなくWiFi通信をすることができる通信スピードが25Mbpsほどです。

bpsとは

通信速度の単位をbps(ビーピーエス)と呼びます。

bpsは数が大きくなればなるだけ速度が速くなっています。

例えば、1,000bpsと100bpsでは、1,000bpsの方が通信速度が早いということです。

ただ、WiFiの速度の話をする時には、bpsはそのままの形で使われることはなく、KbpsやMbps, Gbpsとして使われることが多いです。

これはそれぞれ、以下の様な関係です。

1,000bps=1Kbps

1,000Kbps=1Mbps

1,000Mbps=1Gbps

下り・上りとは

下り:ダウンロードやインストールなどネット上から動画を受ける時のスピード。ネットを使う際は、ほとんどの作業が「下り」を利用するため、一般的に通信速度を比較する際は、「下り」速度が用いられる。

上り:SNSへの投稿やYouTubeビデオの投稿などネット上にデータをアップロードする際のスピード。

もちろん、使用用途によってはこれよりも少ない通信速度で生活をすることができる人もいます。

そこで、以下のシーン別通信速度比較表をご覧ください。

■シーン別必要通信速度比較表

用途必要通信速度(下り)
メールの送受信・LINE1Mbps以下
WEBサイト・SNSのチェック3~5Mbps
YouTube・VODの視聴,オンラインゲーム5~25Mbps※画質による

これは、日常生活であなたがネットを使用する時必要な通信速度を一覧にしたものです。

ご覧のように日常でインターネットを使う際には基本的に25Mbps以上が必要になることはなかなかありません。

普段、連絡を取る時やSNSやWEBサイトで調べ物をする程度でしかWiFiを利用しない人は、せいぜい10Mbpsがあれば十分な場合もあります。

そのため大目に見積もって25Mbpsの速度が出せるWiFiがあれば、大体のことには対応できる」という認識です。

では、それぞれのシーン別で必要なbpsについて解説をしていきます。

1-1.メールの送受信・LINE:1Mbps以下

WiFiを使う際に最も負担の少ない用途は、この「メールの送受信・LINE」です。

これらは、1Mbpsがあればストレスなく、快適に行うことが出来ます。

実際は、300文字程度であれば200Kbps程度でも特に問題なく送ることができるとも言われています。

ただ、LINEなどのコミュニケーションアプリでの電話機能は1Mbps程度が目安であると快適にストレスなく行うことができるようなので、「メールの送受信・LINE」に必要な通信速度は1Mbpsが一つの目安となります。

実際に私も、1Mbps以下(170Mbps)の環境下でLINEを行ってみましたが、全く問題なく使うことが出来ました。

LINE    速度

ちなみに200KB程のファイルも試しに送信してみましたが、2,3秒ですぐに送信することが可能でした。

1-2.WEBサイト・SNSのチェック:3~5Mbps

WEBサイトのチェックやSNSのチェックなどは、5Mbps程度があると快適に行うことが出来ます。

文字だけのサイトを読む際は1Mbps程度でも問題なく使用できるようですが、画像が多いサイトなどになってくると、3~5Mbpsがあると理想的です。

また、SNSに関してはTwitterやFacebookなど文字が中心のものに関しては、1Mbps程度でも使用できますが、インスタグラムの様に高画質な動画・画像が中心のSNSでは3~5Mbpsあると安心です。

1-3.YouTube・VODの視聴・オンラインゲーム:5~25Mbps

続いては、YoutubeやVODなどの動画視聴サービスとオンラインゲームです。

※VODとは、HuluやNETFLIXなどの動画コンテンツを視聴できるサービスです。

まず動画に関しては、画質によって必要とされる通信速度が変わってきます。

Youtubeや主要VODサービスはそれぞれ公式サイトにて、画質別で理想的な通信速度環境を公表をしているので、調べた結果を以下にまとめてみました。

■Youtube

動画の解像度推奨される持続的な速度
4K20Mbps
HD1080p5Mbps
HD720p2.5Mbps
SD480p1.1Mbps
SD360P0.7Mbps

【出典:Youtubeヘルプ

■Hulu

視聴デバイス推奨される速度
PC6Mbps以上
スマホ/タブレット3Mbps以上
テレビ
ブルーレイ
ゲーム機
メディアプレイヤー
6Mbps以上

【出典:Huluヘルプ

■U-NEXT

視聴デバイス標準画質高画質
PC1.5Mbps3Mbps
スマホ/タブレット1.5Mbps3Mbps
Android TV,U-NEXT TV1.5Mbps3Mbps

【出典:U-NEXTヘルプ

■Netflix

画質通信速度
SD画質3Mbps
HD画質5Mbps
UHD画質25Mbps

【出典:Netflixヘルプ

通常の画質レベルの動画であれば、5,6Mbps程度あれば視聴が可能です。

高画質になると25Mbps程度の通信速度が求められる様ですね。

また、オンラインゲームに関しては、「5~25Mbps」程度の通信速度で楽しむことができます。

2.自分が今使用しているWifiの通信速度の測り方

生活に必要な通信速度がわかったところで、まずはあなたが今使っている回線の通信速度を測ってみましょう。

普段から通信速度が遅いと感じている人は、一度は測った上で、通信速度が遅い原因と改善方法を探りましょう。

通信速度の測り方は、ネットを探すと沢山あります。

実際に私もいくつかのツールで試してみましたが、結果はどれも10Mbps以内の差しかありませんでした。

実測値的に正確性はほとんど、変わらない様なので、操作が最も簡単通信速度計測ツールをご紹介します。それが、FASTというサイトです。

スピード

FASTはVODサービスのNETFLIX社が提供している通信速度測定サイトです。

このサイトの特徴はとにかく使いやすいという点です。

このサイトを開くと勝手に通信速度の測定が始まりますので、あとは30秒ほど待つだけです。

3.WiFiの通信速度が遅くなる原因と対処法

「WiFiが急に遅くなった!」という時ってたまにあると思います。

必ず何か原因があるはずですが、なかなかその原因の特定は難しいですよね。

そこでこの章では、WiFiが遅い時に今すぐその場で確認できる原因と対処法をお教えします。

具体的には以下の通りです。

■WiFiの速度が遅い時お原因とその対処法一覧

 ○ ×原因対処法
まずは
これを確認
 WiFiに繋いでいる機器が多い使っていないデバイスの電源を切る
 他の電波が干渉している2.4GHzから5GHzへの変更,電子レンジの周辺を避ける
 ルーターから離れすぎているルーターに近いて使用する or ルーターを近づける
 基地局のメンテナンスまたは通信障害が起きている公式サイトをチェックする
光回線 ルーター・ONUなど通信機器に原因があるルーター・ONUを再起動、ケーブルの挿し直しを試す
 プロバイダー側・光ファイバーケーブルに障害が発生している利用している回線の障害状況をチェックしてみる
 「PPPoE」という通信方式でアクセスしているIPv6(IPoE)接続サービスを利用する
 ケーブルが古いケーブルを買い替える
光回線以外 WiFiの対象エリア外で使用している(WiMAXの場合)ハイスピードプラスエリアモードに切り替える
(それ以外の場合)通信できるところを探す
 速度制限にかかっているデータの買い足し または 翌月まで待つ
 ルーターを置く場所が悪い窓際に置く

通信速度が遅くなった時は、まずこの表をみて、原因の特定をしましょう。

もし、この表の中にある対策を全て試しても効果がない場合は、その場で解決できる可能性が低いのでカスタマーサポートに連絡をして見ましょう。

また、WiFiと言っても、光回線とその他のWiFiとでは考えられる原因と対処法が異なります。

そのため、この章では以下のように要素を区切って解説していきます。

3-1.通信が遅いなと思ったらまず疑うべき原因とその対処法4選

3-2.光回線を利用している場合に考えられる原因と対処法3選

3-3.光回線以外を利用している場合に考えられる原因と対策3選

3-1.を実践して見ても効果がない場合に、光回線を使用している人は3-2.を確認して見てください。光回線以外の人は3-3.を確認してください。

3-1.通信が遅いなと思ったらまず疑う原因4選とその対処法

通信が遅いと感じたら、まずは簡単に調べられる原因から探してみましょう。

もし、これらの対処法を行なっても通信速度が回復しない場合は、次の章に原因があるかもしれません。

この章を読んだら、光回線を利用している人は3-2へその他のWiFiを使用している人は3-3.に飛んでみてください。

具体的には以下の4つです。

原因対処法
1WiFiに繋いでいる機器が多い使っていないデバイスの電源を切る
2他の電波の干渉2.4GHzから5GHzへの変更

電子レンジの周辺を避ける

3ルーターから離れすぎているルーター近く
ルーターを近づける
4基地局のメンテナンスまたは通信障害公式サイトをチェックする

それぞれ解説していきます。

・WiFiに繋いでいる機器が多い

まずは、一つのルーターで繋いでいるWiFiが多すぎないか確認しましょう。

最近では、冷蔵庫や電子レンジなどの家電にもWiFiを接続して使用していることも多く、以前より一つのルーターに繋がっているデバイスの数も増えています。

WiFiの接続台数の目安は契約しているWiFiの種類によっても違いますが、一つの目安として以下の表を参考にして見てください。

■接続可能台数の目安

接続可能台数
光回線約10台
モバイルWiFi約10 台

(WiMAXのWX06,W06は16台)

ホームルーター20~60台※

ホームルーターをご利用であれば、まずデバイス過多の疑いはなさそうですね。

ただ、ホームルーターは機種によって同時につなげる台数に幅があるので、より詳細な情報も調べたので載せておきます。

機種名通信キャリア同時接続可能数
WiMAX HOME 02WiMAX21台
Speed Wi-Fi HOME L01/L01sWiMAX42台
Speed Wi-Fi HOME L02WiMAX40台
WiMAX HOME 01WiMAX22台
Airターミナル2〜4ソフトバンクエアー64台
Airターミナルソフトバンクエアー32台

もし、目安の台数以上に接続しているのだとすれば、これが原因で通信速度が遅くなっている可能性も大いにあります。

その場合は、使用していないデバイスの電源を切るか、WiFiをオフにしておきましょう。

・他の電波の干渉

他の電波が干渉しているために、WiFiの速度が遅くなっている可能性もあります。

電波が干渉しているとは、使用しているWiFiの周波数の中に別の無線もいるために、お互いにぶつかりあって、遅くなっているということです。

別の電波として考えられるのは、主に以下の2種類の電波です。

①別の無線LAN

②家電

①のパターンでは、隣近所や同じ家別の無線LANとぶつかりあってしまっている状態です。

そして②のパターンでは、強い電磁波を発している家電が無線LANとぶつかりあっている状態です。特に家電の中でも電子レンジは、無線LANと同じ2.4GHzという周波数帯を使っているため、干渉している可能性は十分にありえます。

この①のパターンも②のパターンも対処法は同じで、お使いの無線LANを5GHzに変更するというものです。

無線LANによっては、2.4GHzと5GHzの両方を選択できます。

電波が干渉しているのは大体2.4GHzの方なので、5GHzに変更をするだけで通信速度が戻ることがよくあります。

ただし、5GHzに対応しているWiFiは限られているのが現状です。

そのため、もし変更をするのであれば、今お使いのWiFiが5GHzに対応しているのかを調べてみましょう。

「調べたが、5GHzに対応していない」「調べるのが大変だ」という方は、できるだけ電子レンジから離れて使用しましょう。

それだけで本来の通信速度に戻る可能性があります。

・ルーターから離れすぎている

ルーターとの距離は通信速度に影響します。

WiFiとの距離を近づけて通信速度が戻るのであれば、原因はWiFiとの距離にあります。

WiFiルーターの場所を変えるか、ルーターも近くで通信するようにしましょう。

・基地局のメンテナンスまたは通信障害

基地局のメンテナンスや通信障害を起こしているという可能性もあります。

この可能性としてはあまり大きくありませんんが、念のため公式サイトの情報を見ておくのが良いでしょう。

主要なWiFi事業会社のメンテンス情報ページを調べましたので、ご確認ください。

以上を確認して、どれも当てはまらなければ以下の項目の原因を疑いましょう。

光回線の方は「3-2.光回線を利用している場合に考えられる原因と対策」へ

その他の回線を利用している方は「3-3.光回線以外のWiFiを利用している場合に考えられる原因と対策」へ進んでください。

3-2.光回線を利用している場合に考えられる原因と対策

光回線特有の通信速度が遅い原因として考えられるのは主に以下の3つです。

原因対策
1ルーター・ONUなど通信機器に原因があるルーター・ONUを再起動、ケーブルの挿し直しを試す
2LANケーブルが古いケーブルを買い替える
3「PPPoE」という通信方式でアクセスしているIPv6(IPoE)接続サービスを利用する

もしここで紹介している対策で、通信速度が回復しなければ、各WiFi事業会社のカスタマーサポートに連絡をしましょう。

詳しく解説して行きます。

光回線が遅い時の原因①:ルーター・ONUなど通信機器に原因がある

2つ目は周辺機器のルーターやONUが不具合を起こしている可能性です。

もしこれが原因であれば、回線そのものには何も問題がないため、比較的簡単に通信速度を戻すことができます。

具体的には、接続している通信機器を全て再起動させることです。

万が一、それでも速度が遅い場合はケーブルの抜き差しをしてみましょう。

これでも変わらなければ、通信機器が原因ではない可能性が高いため次の原因を疑いましょう。

光回線が遅い時の原因②:LANケーブルが古い

今使っているLANケーブルが古いモデルである場合、使えなくはないけど通信速度が遅くなると言うことがあるようです。

 

ケーブルには様々な種類があり、「カテゴリー」と呼ばれるケーブルの性能をしめす名称が与えられています。

LANケーブルの種類通信速度
CAT710Gbps
CAT61Gbps
CAT5e1Gbps
CAT5100Mbps

現在はほとんどの光回線が最高速度1Gbpsとなっているため、CAT5e以上のものであれば問題はないです。

しかし、CAT5の様に古いタイプのLANケーブルを使用していると100Mbpsまでしか出ないため、通信速度が遅くなってしまいます。

ちなみにケーブルのカテゴリーはケーブルに直接印字されているので、そこで確認をすることができます。

カテゴリー

【出典:NURO光公式サイト

以下のように最新版に近い通信速度に対応できるようになっています。

光回線が遅い時の原因③:「PPPoE」でアクセスしている

これはフレッツ光の回線を使用している場合によく起きる原因です。

注釈

光コラボで契約している場合もこれが原因である可能性があります。

あなたの契約しているプロバイダーや事業者が光コラボかどうかが分からない場合は以下のサイトから確認してみましょう。

NTT東日本|光コラボレーションモデル

NTT西日本|「光コラボレーション事業者さま」および「お取り扱いサービス」

フレッツ光の回線では、「PPPoE方式」で通信している場合、夕方〜夜にかけての回線が混雑している時間帯に通信回線が遅くなることがあります。

PPPoE方式とは?

PPPoE方式とは、1990年ごろから使われている旧来型の通信方式で、インターネットを使う際に、データが「網終端装置」と呼ばれるいわゆるトンネルのような経路を通して、あなたとインターネットの間を行き来する方式です。

現在でも、多くの光回線はこちらの方式をとっている場合が多いです。

このPPPoE方式だと、中々インターネットに接続する際に「網終端装置」を通らなければいけないのですが、夕方〜夜にかけてなど多くの人がネットを利用する際に、この網終端装置が混雑してしまうために、通信速度が落ちると言うことが頻発してしまっています。

そこで、近年多くの通信事業者がトンネルを通らなくても直接インターネットまで通じることのできる「IPoE方式」と呼ばれる方法で通信方式への移行が行われています。

PPPoE

このように、フレッツ光の光回線を利用している人が「PPPoE方式」でネット接続をしてしまうと、通信速度が遅くなってしまいます。

今、あなたがどちらの方式で通信しているのかは、こちらのサイトで確認をすることが出来ますので、まずは確認してみましょう。

その上で、PPPoE方式であった際はIPoE方式への接続に切り替えましょう。

注意が必要なのは、IPoE方式に対応していないプロバイダーが存在していると言う点です。

対応しているプロバイダーは以下の際で確認できるので、確認しましょう。

IPv6 IPoE対応プロバイダ | フレッツ 光ネクスト | フレッツ光公式 | NTT東日本 | 光回線のインターネット接続ならFLET'S光
フレッツ 光ネクスト(戸建て向け)の対応プロバイダ。フレッツ 光ネクストはNTT東日本のNGNを活用した光インターネット接続サービスです。NTT東日本でおトクにインターネット接続サービス「フレッツ 光ネクスト」を始めよう。

3-3.光回線以外のWiFiを利用している場合に考えられる原因と対策

続いては光回線以外のWiFiで通信速度が遅くなっている原因と対策をご紹介します。

もしここで紹介している対策で、通信速度が回復しなければ、各WiFi事業会社のカスタマーサポートに連絡をしましょう。

以下のことを確認して原因を特定しましょう。

原因対策
1WiFiの対象エリア外で使用している(WiMAXの場合)

ハイスピードプラスエリアモードに切り替える

(それ以外の場合)

通信できるところを探す

2速度制限データの買い足し または 翌月まで待つ
3ルーターを置く場所窓際に置く

光回線以外のWiFiの通信速度が遅い理由①:WiFiの対象エリア外で使用している

まずは、WiFiの通信エリアにいないかを確認して見ましょう。

ホームルーターを使用している人は、普段使えていたのであれば、この限りではありませんが、モバイルWiFiをいつもと違うところで使っている人は、十分に可能性としてありえます。

あなたが今いる場所がWiFiの通信エリア内かどうかは以下のようにして調べます。

WiMAXの場合

UQ WiMAX公式サイトのピンポイントエリア判定でエリア外か否かを判断する

LTE回線を使ったモバイルWiFiの場合

auのモバイルWiFiの場合

→auの提供しているモバイルWiFiはWiMAX回線を使用しているため、UQ WiMAX公式サイトのピンポイントエリア判定でエリア外か否かを判断する

docomoのモバイルWiFiの場合

→docomo公式サイトのサービスエリア検索で確認する

SoftBankのモバイルWiFiの場合

→Softbankのサービスエリアマップで検索する

それぞれで調べた結果、通信エリア外であった場合は、近くの通信が通じるところを探して通信するしか、対処法はありません。

しかし、もしあなたがWiMAXを使用している場合は、「ハイスピードプラスエリアモード」に切り替えて通信するという対処法があります。

ハイスピードプラスエリアモードとは、通常WiMAX回線しか使えないWiMAX ルーターのモードを切り替えて、auのLTE回線に接続できるモードです。

モードの切り替えは本体上でできるので、急に出先でWiMAXの通信速度が遅くなった時にでもすぐにau LTE回線を使うことができます。

具体的なau LTEの切り替え方や、料金に関しては以下の記事で解説していますのでご確認下さい。

光回線以外のWiFiの通信速度が遅い理由②:通信速度制限

一部のWiFiを除いてほとんどのWiFiが、月に利用できる通信速度に制限があります。

具体的には以下の通りです。

■通信速度比較表

キャリアのモバイルWiFiWiMAXホームルーター
会社名audocomoSoftBankY!mobile各プロバイダーSoftBank AirNEXT mobileWiMAX
プラン名モバイルルータープラン①ギガライト
②ギガホ
4G/LTEデータし放題フラット①Pocket WiFiプラン2(ベーシック)
②アドバンスオプション
ギガ放題①フラット20GBプラン
②フラット30GBプラン
ギガ放題
制限直近3日間の通信量が10GBまでプラン①:7GBまで/月
プラン②:最大30GB/月
7GBまで/月①7GBまで
②直近3日間の通信量が10GBまで
直近3日間の通信量が10GBまで完全無制限①20GB
②30GB
直近3日間の通信量が10GBまで
制限がかかった場合翌18:00~翌々日の2時までの期間で通信速度が1Mbpsに落ちる該当の月の残りの期間の通信速度が1Mbpsにまで落ちる該当の月の残りの期間の通信速度が128Kbpsにまで落ちる該当の月の残りの期間の通信速度が128Kbpsにまで落ちる翌18:00~翌々日の2時までの期間で通信速度が1Mbpsに落ちる該当の月の残りの期間の通信速度が128Kbpsにまで落ちる翌18:00~翌々日の2時までの期間で通信速度が1Mbpsに落ちる

規定の通信量を越した場合、通信制限にかかります。

通信速度制限かどうかは各社のマイページから確認できます。

主要なWiFiサービスマイページへは以下のリンクから飛べますので、ご確認下さい。

KDDI系列:マイページ

ソフトバンク:マイページ

Docomo: マイページ

Y!mobile: マイページ

WiMAX:マイページ

光回線以外のWiFiの通信速度が遅い理由③:ルーターを置く場所が悪い

ルーターの置く場所が悪いと通信速度が遅くなる可能性があります。

なぜならWiMAXの周波数は屋内で弱くなる傾向にあるからです。

具体的には、WiMAXは高周波数の電波であり、高周波の電波は直進性が高いため、壁や障害物を避けることができません。

大手キャリアのモバイルWiFiやホームルーターに使われている回線である、LTEは低周波で、低周波は直進性が低くいため、壁や障害物を回り込む習性があるため室内でも比較的電波は安定しています。

対策:ルーターを壁際に置く

もしWiMAXの回線を使ったWiFiを使用しているのであれば、出来るだけ窓際で使用した方が良いでしょう。

4.通信速度で選ぶなら光回線が最も早い

「今使っているWiFiが遅くて困っている」「通信速度が早いWiFiを契約したい」とお思いの方も多いかと思います。

結論から言いますと、通信速度を求めているあなたに、圧倒的におすすめなのは「光回線」です。

以下の回線別の実測速度の比較表をご覧下さい。

■回線別平均実測速度比較表

光回線LTE回線WiMAX回線
実測平均通信速度(Mbps)185.3647.6641.45
注釈

みんなのネット回線速度での平均実測値

この様に現在、世の中で提供されているどの回線よりも通信速度が早いのがこの光回線なのです。

実際に、ネット上でも光回線の速さは評判です。

 

 

ただ、「日常生活において必要な通信速度が25Mbpsだったら、こんなに早い回線は要らないのではないか」と思う方もいらっしゃるでしょう。

確かに、実測値で185.36Mbpsも必要なシーンはほとんどありません。

しかし、ここで大切なことは「他の回線と比べて圧倒的に通信速度が早い」ということです。

実際、上記の通信速度はあくまで「平均」であり、実際の使用シーンにおいて常に185.36Mbpsが出ているということではありません。

実際に、みんなのネット回線速度を見てみると、光回線でも実測値が100Mbpsを切っている人も多くいます。

中には以下の画像の様に、30Mbps台の人もいます。

スピード

この様に、実際の通信速度はエリアや使用状況によっても大きく変わってくるものなのです。

あなたのWiFi使用エリアで実際に使ってみないと、実際に出るスピードは分かりません。

ただ、「光回線」を選んでおけば、通信速度において他の回線よりも早い速度を出せる可能性は非常に高いです。

そのため、通信速度を重視するのであれば、光回線をおすすめします。

より詳細な情報やお得な契約方法については以下の記事でまとめているので、ぜひご覧下さい。

まとめ

日常生活で必要な通信速度は、25Mbpsほどです。

具体的なシーン別の必要通信量は以下の表をご参照下さい。

■シーン別必要通信速度比較表

用途必要通信速度(下り)
メールの送受信・LINE1Mbps以下
WEBサイト・SNSのチェック3~5Mbps
YouTube・VODの視聴,オンラインゲーム5~25Mbps※画質による

また、あなたの現在使用している回線の通信速度を測定したい場合は、FASTというサイトで確認しましょう。

もし、今お使いのWiFiが遅いと感じているのであれば、以下のチェックリストをまずは確認しましょう。

 ○ ×原因対処法
まずは
これを確認
 WiFiに繋いでいる機器が多い使っていないデバイスの電源を切る
 他の電波が干渉している2.4GHzから5GHzへの変更,電子レンジの周辺を避ける
 ルーターから離れすぎているルーターに近いて使用する or ルーターを近づける
 基地局のメンテナンスまたは通信障害が起きている公式サイトをチェックする
光回線 ルーター・ONUなど通信機器に原因があるルーター・ONUを再起動、ケーブルの挿し直しを試す
 プロバイダー側・光ファイバーケーブルに障害が発生している利用している回線の障害状況をチェックしてみる
 「PPPoE」という通信方式でアクセスしているIPv6(IPoE)接続サービスを利用する
 ケーブルが古いケーブルを買い替える
光回線以外 WiFiの対象エリア外で使用している(WiMAXの場合)ハイスピードプラスエリアモードに切り替える
(それ以外の場合)通信できるところを探す
 速度制限にかかっているデータの買い足し または 翌月まで待つ
 ルーターを置く場所が悪い窓際に置く

もし、このリストの全ての対処法を試しても効果がない場合は、WiFiの事業会社やプロバイダーに問い合わせをしましょう。

最後に、通信速度が早いWiFiを契約したいという人におすすめなのが、「光回線」です。

現状、世の中に存在している回線のうち最も早いためです。

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