つながりやすく安定した通信が可能と評判のどんなときもWiFi。
どんなときもWiFiは月額割引キャンペーンを開催しているので、利用料金が安いメリットもあります。他社と違って速度制限がないことを考えると月額は格安なので、機能性の良さと料金の安さのどちらを重視するにしてもどんなときもWiFiはチェックしておきたいところです。
ここではどんなときもWiFiが実施中のキャンペーン情報をご紹介します。
1.どんなときもWiFiのキャンペーンは月額割引
どんなときもWiFiが実施しているキャンペーンは月額割引のみで、キャッシュバックはありません。月額割引の内容はクレジットカードと口座振替のどちらで料金を支払うかで変わります。
1-1.クレジットカード支払いの場合の月額料金
クレジットカードで利用料金を支払う場合に適用される割引額と月額料金は以下の値段となっています。
利用期間 | 基本料金 | 1〜24ヶ月目 | 25ヶ月目以降 |
月額料金 | 4,410円 | 3,480円 | 3,980円 |
割引額 | 0円 | 930円 | 430円 |
25ヶ月目からは月額が500円高くなりますが、毎月430円の割引がずっと適用されます。
1-2.口座振替支払いの場合の月額料金
利用料金を口座振替で支払う場合の割引額と月額料金は以下の通りです。
利用期間 | 基本料金 | 1〜24ヶ月目 | 25ヶ月目以降 |
月額料金 | 4,410円 | 3,980円 | 4,410円 |
割引額 | 0円 | 430円 | 0円 |
口座振替を選択した場合の割引額はクレジットカード払いより低く、割引が受けられる期間は24ヶ月目までと限られます。そのため、利用料金を安くするためにはクレジットカード支払いを選択するのが望ましいです。
とはいえ、口座振替に対応しているモバイルWiFiルーターは少ないので、クレジットカードを持っていない人にはどんなときもWiFiはおすすめです。
1-3.どんなときもWiFiは他社より安く好条件
どんなときもWiFiの月額料金は他社のモバイルWiFiルーターと比べて安いのかはチェックしておきたいポイントです。どんなときもWiFiの月額料金をWiMAXとポケットWiFiと比較してみます。
事業者 | 月額料金 | 3年間での合計負担額 |
どんなときもWiFi(クレジットカード払い) | 1〜24ヶ月目:3,480円 25ヶ月目以降:3,980円 | 131,280円 |
どんなときもWiFi(口座振替払い) | 1〜24ヶ月目:3,980円 25ヶ月目以降:4,410円 | 148,440円 |
WiMAX※1 | 1〜2ヶ月目:2,170円 3〜36ヶ月目:3,480円 37ヶ月目以降:4,263円※2 | 122,660円 |
ポケットWiFi | 4,380円※3 | 157,680円 |
※1:GMOとくとくBBで契約して月額割引キャンペーンを適用する場合です。※2:ギガ放題プランを契約する場合の値段です。
※3:アドバンスモードを使用する場合の値段です。
もっとも利用料金が安いのはGMOとくとくBBで契約する場合のWiMAXですが、3日で10ギガを使用すると翌日18時から翌々日2時まで速度制限を受ける難点があります。
どんなときもWiFiは速度制限がない完全な使い放題なので、使いやすさを考えるとコストパフォーマンスは優秀です。
2.どんなときもWiFiのキャンペーンの適用方法
どんなときもWiFiでは月額割引を簡単に受けられるので、他社のモバイルWiFiルーターよりも低リスクで申し込めます。オプションに加入するリスクもないので無駄な費用が発生するデメリットもありません。ただし、キャンペーンはいつまで続くかわからない点には注意が必要です。
2-1.公式サイトで申し込めば自動適用
どんなときもWiFiの月額割引は適用は簡単で、公式サイトで申し込めば利用を開始してすぐに自動で受けられます。契約後に手続きをする必要がないので、割引を受け損ねる心配はありません。
他社のモバイルWiFiルーターにはキャッシュバックを実施している事業者がありますが、契約してから半年以上もあとに手続きをしないと特典を受けられないのがほとんどです。
契約してから半年以上も時間が空くと手続きを忘れてキャッシュバックが受けられないリスクが高まります。どんなときもWiFiの月額割引は自動で適用されるので、他社のモバイルWiFiルーターと比べると安心して申し込めます。
2-2.オプションへの加入は必要なし
他社のモバイルWiFiルーターでは、指定のオプションに加入しないと割引やキャッシュバックが受けられない場合があります。たとえばWiMAXのプロバイダであるGMOとくとくBBとBroadWiMAXでは、以下のオプションに加入しないと割引やキャッシュバックが受けられません。
プロバイダ | 特典 | 加入必須のオプション |
GMOとくとくBB | キャッシュバックor月額割引 | 安心サポートor安心サポートワイド |
BroadWiMAX | 月額割引 | 安心サポートプラス MyBroadサポート |
上記のプロバイダは指定オプションの利用料金を一定期間無料にしていますが、解除の申し込みを忘れると利用料金が発生するリスクが伴います。
どんなときもWiFiではオプションへの加入は不要で月額割引が適用されるので安心です。
2-3.キャンペーンの終了時期は未定
どんなときもWiFiはキャンペーンの実施期間を定めておらず、月額割引の受付がいつ終了されるかが不透明です。これから何ヶ月も月額割引キャンペーンが続く可能性もあれば、突然終了する可能性もあり得ます。
そのため、どんなときもWiFiを検討している人はできるだけ早く申し込むかを判断したほうがいいでしょう。
3.どんなときもWiFiのサービス内容まとめ
どんなときもWiFiはつながりやすさが秀逸なので、あらゆる地域で安定した通信ができます。最大通信速度は他社のモバイルWiFiルーターと比べると劣ってはいますが、不自由を感じない充分な性能です。
速度制限がなく初期費用は格安なので、使いやすく利用料金が安いモバイルWiFiルーターを探している人は必見です。
3-1.トリプルキャリア対応だからつながるエリアが広い
どんなときもWiFiはドコモとソフトバンク、auの回線を併用するトリプルキャリア仕様なので、全国のあらゆる地域で安定した通信を実現しています。使用する回線は端末に内蔵されているクラウドSIMが自動で切り替え、そのときに適した回線が使えるようになっています。
プラチナバンドに対応しているので、屋内や周囲に高層ビルがあるところでもしっかりと電波をキャッチできます。
3-2.端末のレンタル料金は無料
どんなときもWiFiではモバイルWiFiルーターの提供形式がレンタルなので契約するときに端末代金がかからず、負担する初期費用は事務手数料の3,000円のみです。レンタル料金は無料なので、月額料金は先ほどご紹介した値段から変わりません。
3-3.速度制限がないから使いやすい
完全な使い放題である点はどんなときもWiFiの注目するべきポイントです。
WiMAXやポケットWiFiはすでに使い放題プランを展開しています。しかし、制限されていないのは一ヶ月で利用できるデータ容量だけで、3日で使用したデータ容量が10ギガになると翌日の夕方から深夜まで速度制限がかかります。
WiMAXとポケットWiFiの速度制限の内容を表にまとめました。
事業者 | 速度制限の条件 | 速度制限がかかる時間 | 制限を受けたときの通信速度 |
WiMAX | 直近の3日間でのデータ使用量が10GB | 条件に該当した翌日の18時から翌々日の2時まで | 1Mbps |
ポケットWiFi(ワイモバイル) | 直近の3日間でのデータ使用量が10GB | 条件に該当した翌日の18時から翌々日の1時まで | 1Mbps |
WiMAXとポケットWiFiの公式サイトでは速度制限がかかっても1Mbpsの速度が出て標準画質動画の再生はできるとしていますが、電波の入りやすさで実効速度が変わるので動画再生ができるとは限りません。
どんなときもWiFiには3日で10ギガの制約がなく、どれほどのデータ量を使用しても速度制限がかからず常に快適なネット通信ができます。
3-4.最大通信速度は150Mbps
どんなときもWiFiの最大通信速度は150Mbpsで、WiMAXやポケットWiFiなどの他社と比べると劣っているように感じます。
事業者 | 機種名 | 最大通信速度(下り) |
どんなときもWiFi | D1 | 150Mbps |
WiMAX | Speed Wi-Fi NEXT W06 | 867Mbps |
ポケットWiFi(ワイモバイル) | 803ZT | 866Mbps |
しかし、動画を再生したりホームページを見るときに必要な通信速度は5Mbpsなので、品質は決して悪くありません。
WiMAXはどんなときもWiFiよりも高速通信が可能ですが、屋内や高層ビルに囲まれた場所にいると速度が落ちます。ポケットWiFiはワイモバイルとソフトバンク回線のみ使用するので、どんなときもWiFiと比べると速度の安定性は劣ります。
安定性を考慮すると快適さはどんなときもWiFiのほうが優れています。
4.どんなときもWiFiの注意点
どんなときもWiFiは速度や料金面が他社よりも優れていますが、解約するときを想定して契約期間の縛りと端末の返却に注意が必要です。
4-1.解約するときに違約金が発生する可能性あり
どんなときもWiFiには2年間の契約期間があり、2年に一度の更新月ではない限り解約すると違約金が請求されます。違約金の値段はどんなときもWiFiを契約してからの期間で変わるところにも注意が必要です。
利用期間 | 契約解除料金 |
0~12ヶ月目 | 19,000円 |
13~24ヶ月目 | 14,000円 |
26ヶ月目以降 | 9,500円 |
更新月(25ヶ月目、49ヶ月目、51ヶ月目…) | 0円 |
更新月に解約すれば違約金は請求されないので、解約するときは契約してからどれほどの期間が経っているか確認してください。
4-2.解約するときに端末の返却が必須
どんなときもWiFiではポケットwifiルーターがレンタルで提供されるので、解約するときは端末を返却しなければいけません。
返却の期間は解約した月から翌月の10日以内です。解約月の翌月10日以内に端末が相手側に到着しないと弁済金として18,000円が請求されるので、返却期限を間違えないようにしてください。
返却が必須なのは端末本体だけでなく個装箱も含まれるので気をつけましょう。個装箱が欠品した場合も弁済金の請求対象になります。
付属のUSBケーブルとストラップ、取扱説明書の返却は必須ではありませんが、公式サイトでは返却があると幸いとのことなので失っていない限りは一緒に発送するのが望ましいです。
まとめ
ここではどんなときもWiFiのキャンペーン情報をまとめました。
どんなときもWiFiが実施中のキャンペーンは月額割引で、速度制限がないにもかかわらず格安な利用料金を実現しています。他社のモバイルWiFiルーターとは違ってオプション加入といった条件がなく、契約後の手続きなしで割引が受けられるのも嬉しいポイントです。
契約期間が2年の縛りはありますが、長い目で見れば長く使っていけるモバイルWiFiサービスなので、どんなときもWiFiを選択肢に入れて損はありません。
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