評判に騙されるな！エキサイト光を選ぶべきでない全理由

エキサイト光は、検索サイトやポータルサイト、光回線、モバイル回線など、多くのサービスを提供している大企業「株式会社エキサイト」の光回線です。

月額料金が非常に安価な特徴があり、費用をかけずに光回線を利用したい方に人気があります。

ですが、エキサイト光のサービス内容を詳しく調査していくと、料金が安さだけを参考にして契約するには問題がある内容も複数見つかります。そのため、この記事では、周りの評判や口コミに騙されないように、エキサイト光について徹底的に解説します。

この記事を最後まで読めば、エキサイト光に向いているユーザー像やエキサイト光以外のお得な契約先がわかりますので、是非ご一読ください。

１．エキサイト光を徹底的に調べてわかった１３の特徴

エキサイト光は、NTTのフレッツ光回線を利用した光コラボレーションの一つで、フレッツ光の回線利用料とプロバイダ料金がセットになっているサービスです。

インターネットサービスプロバイダのBB.exciteが提供しており、月額料金の安さが他社より目立つ光回線になっています。また、契約期間の縛りもないことから、いつでも解約できる使い勝手のよい光回線です。

ただし、エキサイト光は旧式の接続方式にしか対応しておらず、回線の混雑時には通信速度が著しく低下するデメリットがあります。そのため、一日を通して安定した回線を望んでいる方には向いていません。

上記以外にも様々な特徴がエキサイト光にはありますので、13の項目に分けて解説していきます。

１−１．エキサイト光は月額料金の安さが最大の魅力

エキサイト光は、戸建てタイプ4,360円、マンションタイプ3,360円と月額の安さが魅力の光回線です。

他社の光コラボと月額料金を比較すると、戸建てタイプ5,000円前後、マンションタイプ4,000円前後の料金が多いなか、エキサイト光は料金が安いことが特徴になっています。

ただし、エキサイト光は旧式の通信方法であるIPv4にしか対応していません。IPv4の通信はデータの通り道が混雑しやすい特徴があり、利用者やデータ量が増えると通信速度が非常に低速になります。そのため、BB.exciteでは、新しい方式のIPv6に対応している「excite.MEC光」も提供しています。

excite.MEC光は、エキサイト光よりも140円ほど月額料金が高額ですが、他社の光コラボよりは料金が安価な光回線です。ですので、1日を通して安定した通信速度を望んでいる方は、エキサイト光よりexcite.MEC光のほうがおすすめの光通信サービスになります。月額料金が安いエキサイト光は、混雑時の通信速度を犠牲にすることで他社よりも安いサービスになっていることが特徴です。

１−２．エキサイト光はキャンペーンで初期費用も安い

2020年8月6日よりエキサイト光では、初期費用無料＆12ヶ月間月額割引キャンペーンを開催しています。

エキサイト光は、工事費を30カ月の分割払い（割引で相殺）で請求しています。ですが、今ならキャンペーンで０円になっていますので、分割払いの途中で解約しても工事費の残債分を支払う必要はありません。

一方、他社の光回線では、契約から数か月後に返金されるキャッシュバックや月額割引で工事費用を実質無料にしている場合が多いです。そのような契約先では、割引を全額受け取るまでに解約や乗り換えをするとキャンペーンの割引は無かったことになります。例えば、60カ月の月額割引で工事費を無料にしている場合は、途中で解約すると解約時点で割引が終了し、残りの工事費は解約時に一括で支払う必要があります。

エキサイト光は、キャンペーンにより解約や乗り換えをする際に工事費の残債分を払う必要もなく、１年間の月額割引もついていることから、契約から１年以内の料金が特に安くなっている光回線です。

１−３．契約期間は縛りなし！いつでも気軽にやめられる

光回線では、2~5年間の自動更新契約や最低利用期間を契約に定めて、プランを提供している申し込み先が多くなっています。契約期間が定められているプランでは、期間の途中で解約や乗り換えをすると上記のような違約金を支払う必要があります。

例えば、2年と5年の契約期間を定めているソフトバンク光では、契約からそれぞれ24カ月後、60カ月後に訪れる更新月に申請をしない限り解約・乗り換え時に違約金が必要です。また、契約更新は自動になっていますので、ユーザーが解約・乗り換えを申し込まない場合は2~5年の期間が自動で更新される仕組みです。

つまり、契約期間のある光回線は、2~5年の間に違約金を払わず解約・乗り換えできる期間が1~2カ月程度のサービスになっています。そのため、解約する時期を計画的にしないと損をしてしまうことがあります。

一方、BB.exciteで提供している光コラボは、エキサイト光を含め契約期間に縛りがないことが特徴です。そのため、いつ解約しても違約金や解約金を払うことなく、すぐに辞められることが大きなメリットです。

１−４．通信エリアはNTTのフレッツ光と同じ範囲

• 光コラボレーションモデル　NTT東日本エリア提供確認
• 光コラボレーションモデル　NTT西日本エリア提供確認

エキサイト光の通信エリアは、上記のフレッツ光公式サイトから確認できます。エキサイト光は、NTTのフレッツ光回線を利用した光コラボのため、日本全国の人口密集地域に対応している回線です。

ただし、NTTのフレッツ光回線も山間部などの一部地域では利用できないことがあります。フレッツ光回線が利用できない場所ではエキサイト光も契約できませんので、該当する可能性がある方は上記のエリア確認から通信可能な地域であるかチェックしてみましょう。

１−５．混雑時の通信速度は低速なことがエキサイト光の特徴

※みんなのネット回線速度　2020年9月 調べ

上記の表は、各光回線のユーザーが2020年9月より3カ月以内に報告した通信速度の平均値です。 速度を各契約先で比較すると、旧式のインターネット接続方法であるIPv4 PPPoEを利用しているエキサイト光は、全体的な通信速度がIPv6 IPoE接続の光回線よりも低速なことが特徴になっています。

特に回線の利用者が多くなる夜間は通信速度が著しく低下しています。IPv6接続を利用している他サービスでも夜間の通信速度は若干減速していますが、エキサイト光のように、全体平均の半分程度まで減速するようなことはありません。

また、上記の数値はあくまでも契約者の平均値となっていますので、ユーザー側の環境や設備によっては、平均速度よりも低速になることが十分に考えられます。そのため、エキサイト光を利用する場合は、夜間の通信時にストレスを感じるような可能性が他の光回線よりも多くなることが特徴です。

１−６．エキサイト光には、スマホとのセット割が存在しません

フレッツ光と自社のサービスを合わせて販売している光コラボでは、スマホキャリアが提供している上記のような契約先でスマホセット割が利用できます。ただし、エキサイト光には、他社にあるようなスマホとのセット割が存在していないことが特徴です。

スマホキャリアが提供している光回線とのセット割は、光回線を契約している方を含めた家族全員の「スマホ料金」から、毎月最大1,000円割引するという非常に強力な割引キャンペーンです。さらに、割引期間は同時契約中永年となっていますので、期間に限りがある割引より断然お得なキャンペーンになっています。

例えば、ドコモのスマホを家族4人が利用しているご家庭でドコモ光を契約した場合は、最大1,000円×4名＝最大4,000円が同時契約中のスマホ料金から毎月割引されます。

一方、エキサイト光を提供しているBB.exciteでは、スマホとのセット割は行っていないため、光回線の割引キャンペーンしか利用できないことがエキサイト光の特徴になっています。

１−７．エキサイト光の電話サポート窓口は有料なことが特徴

光回線を提供している各社では、電話やメール、チャットなどを使いユーザーの質問に答えてくれるカスタマーサポートを用意しています。そのなかで、多くの契約先が電話窓口にフリーダイヤルを利用しており、契約者は無料で電話をかけることが可能です。

ただし、エキサイト光の電話窓口の場合は、20秒間で10円の電話料金が発生することが大きなデメリットです。さらに、エキサイト光の電話窓口は他社より受付時間が短く、現在、規模縮小により繋がりにくくなっていることも特徴になっています。

そのため、エキサイト光のサポートを利用する場合はメールを利用したり、公式サイトのチャットが繋がった際に質問をしたりといった方法でしか無料で質問できないことが特徴です。

１−８．ルーターのレンタル料金は月額 200~300円

エキサイト光では、光回線のホームゲートウェイまたはルーターを上記の月額料金でレンタルしています。また、レンタル機器は、下記の条件によって変化することが特徴です。

• 光回線＋ひかり電話（固定電話）を契約する　＝　ホームゲートウェイのレンタル必須
• 光回線のみを契約する　＝　レンタルもしくは自身でルーターを購入する
• レンタルする機器に無線LAN（Wi-Fi）機能を付ける　＝　レンタル料＋100円

ホームゲートウェイとは、光回線を利用するために必要な機能、ルーター機能、電話機能を1台の機器にまとめた端末のことで、ひかり電話を利用する際には必ず必要になります。そのため、エキサイト光と共にひかり電話も申し込む場合は、上記のホームゲートウェイレンタル料が月々かかります。

ホームゲートウェイのレンタル料は、有線ケーブルのみで通信する「無線LAN機能なしタイプ」が月額200円、無線LAN（Wi-Fi）接続も可能なタイプが月額300円です。また、無線LAN機能がないタイプをレンタルしたとしても、後から無線LAN機能を＋100円で追加可能となっています。

ひかり電話を利用しない場合は、ルーターを自身で購入するかレンタルするかを選択することができます。ルーターを借りる場合は、無線LAN機能付きで月額300円のルーターがエキサイト光でレンタルできます。

１−９．光回線と合わせてひかり電話・光テレビが契約可能

エキサイト光では、光回線と合わせて上記のオプションなどが契約できます。

リモートサポートは、ユーザーのパソコンを専用スタッフが遠隔操作してトラブルを解消してくれるサービスです。加入後に案内される窓口に電話をかけることで、365日パソコントラブルを相談できます。

ひかり電話は、基本プラン月額500円で固定電話を契約できるサービスです。また、番号表示、ナンバーリクエスト、通話中着信サービス、着信転送、着信拒否、着信お知らせメール機能が付いたバリュープランもあります。バリュープランには480円分の無料通話もついているため、実質520円で様々な電話オプションが利用できるプランです。

光テレビは、光回線を使った地上デジタル・BSデジタルの受信オプションです。契約することでＵＨＦアンテナを利用せずともテレビ放送が月額750円で受信できます。

ただし、光テレビ・ひかり電話を契約する場合は、上記の月額の他に工事費が別途必要になります。光テレビの工事費は、光回線との同時契約で25,600円です。また、ひかり電話の工事費は、契約するオプションごとに料金が大きく変化することが特徴になりますので、契約時に一つずつチェックする必要があります。

１−１０．エキサイト光の支払い方法はクレジットカードのみ

光回線を提供している各社では、クレジットカード支払いの他に、口座振替や請求書コンビニ払いなどを利用できる申し込み先も多く存在します。

例えば、 ソフトバンク光の支払方法は口座振替とクレジットカード支払いになっていますが、支払方法を設定していなかった場合や引き落としができなかった場合は請求書払いも可能となっています。ただし、請求書払いには360~600円の手数料がかかりますので、実質的には口座振替とクレジットの2種類です。

上記のように複数の支払方法を選択できる申し込み先も多く存在しますが、エキサイト光の場合は、支払い方法がクレジットカードのみになっていることが特徴です。そのため、クレジットカード支払い以外を希望する方は、エキサイト光以外の申し込み先を利用する必要があります。

１−１１．エキサイト光の申し込みは公式サイトから

エキサイト光は、公式サイトが申し込み窓口となっており、公式サイトで開催しているキャンペーンを利用するのが一番お得な契約方法です。

公式サイトのお問い合わせフォームより、必要事項を記入して手続きすることで、折り返し連絡がくる仕組みです。エキサイト光からの連絡は、メールか電話を選択することができますので、届いた連絡に回答することで光回線の契約が完了する形になります。

また、フレッツ光からの転用や他の光コラボから乗り換える事業者変更では、「転用承諾番号」や「事業者変更承諾番号」の取得を以前のプロバイダで行う必要があります。現在利用中のプロバイダで手続きを行った後に、エキサイト光の申し込みフォームに進む必要がありますので注意しましょう。

１−１２．エキサイト光の解約時は月額料金を日割り計算

エキサイト光の月額料金は利用した月の「翌月末日に締められ」「翌々月の月始めごろに請求」されます。その後、クレジットカードの支払日に料金が引き落とされる仕組みになっています。そのため、月額料金の支払いには2~3カ月間の期間がかかることが特徴です。

また、解約や乗り換えの際には、解約月の月額料金が日割り計算で請求されます。そのため、解約月の月額料金を全額請求する契約先よりも、料金がお得で気軽に辞められることが特徴になっています。

解約をする際には、解約受付フォームより申し込みを行い、手続きから10日後以降の希望日を決めることで解約日を指定できます。解約を申し込むことでレンタル機器を返送するための回収キットが届きますので、指定された住所にレンタル機器を返送することで解約が完了する仕組みです。

仮に、レンタル機器の故障や未返却が起きた際には、ユーザーがレンタル機器の料金を支払う必要がありますので解約・乗り換えの際には気を付けましょう。

１−１３．エキサイト光は初期契約解除を利用したキャンセルも可能

エキサイト光などの光回線では、初期契約解除というクーリングオフに似た制度を利用して契約をキャンセルすることが可能です。

エキサイト光の初期契約解除は、契約を完了した際に通知される「契約内容通知」のメール、または書面を受け取った日より8日以内となっています。初期契約解除を希望する場合は、期間内に必要事項を書いた書面を作り、上記の請求先にFAXすることで申請できます。

２．エキサイト光をおすすめしない３つの理由

ここまで、エキサイト光の特徴について13の項目に分けて徹底的に解説しました。

エキサイト光には、料金が安く契約期間がないというメリットがありますが、通信速度は他の回線よりも低速で、カスタマーサポートのアクセス方法も劣っている特徴があります。

また、スマホと光回線を同時契約する場合は、エキサイト光よりも月額料金がお得になる申し込み先も複数存在しています。そのため、エキサイト光はおすすめできる光回線とは言えない申し込み先です。

２−１．旧式の接続方法で夜間の通信速度が特に遅い！

エキサイト光は、回線混雑時に通信速度が著しく低下する旧式のインターネットです。2020年9月の平均速度を調査すると、1日全体の平均速度が140.73Mbpsなのに対し、夜間は70.24Mbpsまで低下します。

また、エキサイト光の口コミを調査すると、現在でも、数M~10Mbps程度の速度しか出ていないとの口コミも多く見かけられることがエキサイト光の特徴になっています。

そのため、夜間に速度が遅くなると分かっている回線を契約するよりも、1日を通して通信速度が安定しているIPv6接続が利用できる光回線を契約するほうが圧倒的におすすめできます。

２−１−１．BB.exciteにはIPv6に対応した光コラボがある

エキサイト光を提供しているBB.exciteでは、上記のようなIPv6を利用した光回線も複数提供しています。

IPv6が利用できて他社より料金も安いexcite.MEC光は、夜間に非常に低速になるエキサイト光より圧倒的におすすめできるサービスです。月額料金もエキサイト光と比較して140円しか違いがありません。

また、毎月の通信データ量ごとに料金が変わるBB.excite光 Fitは、月額割引キャンペーンを行っていませんが、月間200GBまでの料金がエキサイト光よりも安くなっています。

そのため、わざわざ旧式のエキサイト光を契約するよりも、好条件でコストパフォーマンスが良い上記のようなサービスを契約したほうがおすすめになります。

２−２．エキサイト光はサポート窓口のやり取りが難しい

BB.exciteは、契約期間の縛りがなく、IPv6接続もできるexcite.MEC光や段階料金制のBB.excite光 Fitなど、お得で使いやすい光回線も多くなっています。

ですが、カスタマーサポートは他社のサービスのほうが優れていることが特徴です。

例えば、他社のサポート電話窓口では、電話料金を払うことなくフリーダイヤルで質問や申し込みが可能です。ですが、BB.exciteの電話サポートには料金が掛かる特徴があります。また、電話サポートの受付時間も他社より短く、現在は受付規模を縮小していることから非常につながりにくくなっています。

さらに、エキサイト光のチャット相談には、スタッフが回答をした際のお知らせ音がありません。そのため、質問をしても回答を見逃すことが多い作りです。また、メールから問い合わせをしても回答までに30分から24時間の猶予が必要なことがデメリットです。

他社の光回線のなかには、無料で繋がりやすい電話サポートやLINEなどを利用した複数のチャット相談窓口を用意している企業もあります。そのため、他社と比較するとエキサイト光は質問の際に数日程度の余裕を持っていないと不満を感じやすいサービスといえます。

２−３．エキサイト光にはスマホ割がなく、お得感が薄い

スマホキャリアが行っている光回線とのセット割は、スマホを契約している家族それぞれから毎月割引がある非常にお得なサービスです。また、スマホのセット割は、一人に適用できる割引額も最大1,000円が永続的に続くことから、短期的な割引よりも重視する必要があります。

エキサイト光は光回線のみを契約する際にはお得感が強い申し込み先です。ですが、月額料金を他社と比較すると1,000円程度の違いしかありません。

スマホ割の場合は、光回線とスマホキャリアを合わせたユーザーが一人でもいれば、500~1,000円程度の永年的な割引が受けられます。また、家族で2人以上のスマホユーザーがいれば、単純計算でエキサイト光よりも月額料金が安くなる可能性が高いことが特徴です。

そのため、光回線のみを契約する場合は、セット割が乏しい契約先も選択肢に入りますが、スマホキャリアも変更できる方であれば、セット割が充実している申し込み先を選ぶ方法がおすすめです。

３．エキサイト光のネット上の評判・口コミ

エキサイト光について、特徴や契約するべきではない理由を解説しました。

ここからは、実際にエキサイト光を利用している方の口コミを調査することで、エキサイト光のメリットやデメリットを確認していきます。

Twitterにつぶやかれた最近の口コミを中心に、良い評判、悪い評判に分けてご紹介していきますので、現在利用しているユーザーの生の声を見ていきましょう。

３−１．エキサイト光の【良い評判】

やっぱりエキサイト光は値段は優秀だな
訪問販売が全員怯んでくれる

— LOC💤-_- (@lockcapslock) August 18, 2020

エキサイト光最大のメリットは、やはり月額料金の安さと感じているユーザーが多いようです。光回線の営業員などが自宅を訪問することがありますが、上記の口コミを確認すると、エキサイト光を契約しているといえば余計な時間は取られにくい特徴があるようです。

最近エキサイト光を知ったけど値段安くてため息出た

— デヴ (@Cu_uCoO) July 17, 2020

上記のTwitterも月額料金に関する口コミです。現在、エキサイト光以外の光回線を契約している方は、エキサイト光の月額料金に魅力を感じている方が多く見かけられました。

３−１−１．エキサイト光の良い評判・口コミまとめ

エキサイト光の良い評判・口コミを調査すると、ほとんどの口コミがエキサイト光の月額料金に関する話題になっています。

エキサイト光は他社と比較して料金が安く、キャンペーンも行っていることから、お得な光回線であればエキサイト光が優れているという印象を受けている方が多くいらっしゃるようです。

３−２．エキサイト光の【悪い評判】

エキサイト光
ほんとに遅い😣

夕方や夜に実測下り2Mbpsとかありえない！
使いものになりません。

— ごだいん (@ys777d) August 28, 2020

エキサイト光を契約している方の中には、上記のように数Mbps程度の通信速度しか出ていない方も一定数見かけられます。全体の平均速度としては夜間でも70Mbps程度出ている回線ですが、ユーザーによっては遅い回線になる可能性も高いことが口コミからわかります。

ダメだなエキサイト光。速度低下じゃなくてPPPoEが切れて再接続でタイムアウトしまくり

— KJ (@kami_joe) August 26, 2020

インターネット回線は、一定の時間内にデータの処理や送受信ができないと、時間切れで接続を中断することがあります。これは、パソコンのCPUや回線を占領しないために強制的に処理を終了する仕組みで、通信速度が著しく低下した際などにも発生するトラブルです。

エキサイト光では、上記のタイムアウトが頻繁に起きているとの口コミが多く、低速な通信速度の他にも、ネットが繋がらなくなる問題もあるようです。

３−２−１．エキサイト光の悪い評判・口コミまとめ

エキサイト光の悪い評判・口コミをまとめると、ほとんどの口コミが通信速度に関することとタイムアウトで接続が途切れることを話題にしていました。

また、エキサイト光より140円ほど月額料金が高いexcite.MEC光も合わせて調査すると、excite.MEC光については通信速度に高評価が集まっています。ただし、2019年から今年の前半にかけて、excite.MEC光でも通信速度の低下が起きた時期があるようです。そのような際には、excite.MEC光の通信速度に関しても悪評が目立ちましたが、現在は高速な回線との評価を受けています。

４．評判と特徴から分かるエキサイト光が向いている人、向いていない人

ここまで、エキサイト光について徹底的に調べて分かった特徴と注意点について解説しました。

この項目では、エキサイト光の特徴と注意点から分かる「向いている人・向いていない人」の特徴をご紹介します。

まずは、エキサイト光の特徴と注意点をおさらいしておきましょう。

エキサイト光には上記のような特徴と注意点があります。

これらを踏まえた上で、エキサイト光が向いている人・向いていない人の特徴を確認していきます。

４−１．エキサイト光が向いている人

エキサイト光が向いている方には、下記のような特徴があります。

• とにかく100円でも安い光回線を契約したい
• ユーザーが集まる時間帯にはネットを利用しない人

エキサイト光は、とにかく月額料金が他社よりも安いことが魅力の光回線です。そのため、通信速度や使い勝手よりも料金を重視する方に向いています。

また、エキサイト光の通信速度が著しく低下する時は、利用者の数が増える時間帯です。

旧式のIPv4接続は回線の混雑に弱い特徴がありますが、回線が空いている場合は高速通信が可能です。そのため、朝方などの利用者が比較的少ない時間帯であれば問題なく利用できます。ですので、ネットを利用する時間帯が一般のユーザーと被らないような方は、エキサイト光を快適に利用できる可能性があります。

４−２．エキサイト光が向いていない人

エキサイト光に向いていない方には、下記のような特徴があります。

• 1日を通して快適な光回線を利用したい人
• 電話サポートを無料で受けたい人
• スマホとセットで光回線を契約できる人

エキサイト光は、旧式の接続方法しか利用できないため、通信速度が遅いことが最大のデメリットです。また、スマホキャリアとのセット割を利用すれば、エキサイト光よりお得になる契約先もあります。

そのため、光回線と共にスマホの契約先も変更できる方は、エキサイト光よりもお得な契約先が複数存在します。各条件ごとにおすすめの申し込み先は変化しますのでそれぞれ解説します。

４−２−１．1日を通して光回線を使うならBB.exciteの別サービスがおすすめ

excite.MEC光、BB.excite光 Fitは、IPv6に対応した光回線で月額料金もエキサイト光に近いサービスです。

excite.MEC光では、戸建て 4,500円・マンション 3,500円で1日を通して快適な光回線が契約できます。さらに、12カ月以内の月額に割引もありますので、使い初めの料金が特に安いことがexcite.MEC光の魅力です。

また、通信したデータ量によって料金が変わるBB.excite光 Fitは、月間200GBまでの料金が戸建てタイプ 3,900円・ マンションタイプ 3,100円とエキサイト光よりも料金が安くなっています。

月間200GBという通信データ量は、1日中インターネットをするような方でも、動画配信やオンラインゲームなどをしなければ一人で消費することが難しいデータ量です。

そのため、複数人でインターネットを積極的に利用するような環境でない限りは、BB.excite光 Fitのほうが安くなる可能性が高いです。さらに、どちらのサービスでもキャンペーンにより初期費用が0円となっていますので、迷った際には上記のようなサービスを契約するのがおすすめです。

４−２−２．電話サポートが無料の光回線は縛りがない「おてがる光」がおすすめ

おてがる光は、通常時にはIPv4しか利用できない光回線ですが、IPv6オプション（月額 150円）を契約することで高速通信も可能なサービスです。契約期間の縛りがなく、IPv6利用時の料金もエキサイト光に近い価格帯になっていることが特徴です。

さらに、おてがる光はフリーダイヤルを使って無料で質問できます。その他、「おてがる電話相談」というサービスもあり、専用フォームから簡単な申し込みをすることで、向こうから電話をかけてもらうことも可能になっています。そのため、電話をかける必要もなく、指定した時間にやり取りすることが可能です。

また、新規の契約者を対象とした4種類の割引キャンペーンを現在開催中です。2カ月間月額無料・12ヶ月間月額500円引・工事費5,000円引・モバイルWi-Fi無料レンタル（最大1カ月間）、左記の割引から一つを選択して適用することが可能になっています。（10月31日まで）

転用や事業者変更の場合は、事務手数料が無料になるキャンペーンになります。

その他、NTTグループカードを新規契約しておてがる光の料金を支払うことで、500円/月のキャッシュバックが1年間受け取れるキャンペーンなども併用できます。

４−２−３．スマホのセット割が利用できる場合は対応した光回線がお得です

上記の表は、ドコモ・ソフトバンク・auそれぞれに対応した光回線の割引がお得な申し込み先一覧です。

光回線は、スマホキャリアとのセット割を利用した契約が一番お得です。特に、家族が多いユーザーの場合は、現在契約しているスマホキャリアに合わせて光回線を契約するか、新たに家族のスマホを同じキャリアで揃える方法が一番やすくなります。

例えば、ドコモ光の月額料金は、戸建てタイプ 5,200円・マンションタイプ 4,000円です。エキサイト光と比較すると640~840円ほど月額が高額ですが、ドコモのスマホと同時利用することで、代表者から三親等までの家族全員がドコモのスマホ料金から最大1,000円を割引できます。

また、ソフトバンク・auに関しても、それぞれ対応したキャリアのスマホと同時契約することで、光回線の料金差はほとんど無くなることがセット割の魅力です。

ただし、ソフトバンク・auでは、有料オプションに加入することがセット割の適用条件になっています。オプション料金分だけドコモ光よりも料金が高額になることが特徴です。さらに、各スマホキャリアのセット割が適用できる範囲は若干異なっていますので、自分の家族に合った申し込み先を選びましょう。

４−２−４．契約期間の縛りがない光回線でセット割を利用するなら「DTI光」

スマホキャリアの光コラボと比較すると、DTI光は割引が少ない特徴がありますが、家族が少ない人や個人で契約する光回線としては、エキサイト光よりも条件が良くおすすめです。

DTI光は、光回線の契約先に住んでいる方（家族を含む）が、auのスマホを利用している場合に「DTI光の月額料金から」最大1,200円が割引される光回線です。

家族全員のスマホ料金からそれぞれ割り引くようなセット割ではありませんが、一人でもauユーザーがいれば戸建てタイプ 3,600円、マンションタイプ 2,400円で光回線が契約できます。

さらに、光回線の契約期間に縛りはなく、通常の月額のみでIPv6対応の光回線が使えます。

また、DTI光の新規契約時に基本工事を行った場合は、戸建て15,000円、マンション13,000円のキャッシュバックを受け取ることも可能です。キャッシュバック金額は、ひかり電話オプションを契約すると増額されますので、固定電話が必要な場合は契約することをおすすめします。

５．まとめ

エキサイト光について、13の特徴と契約するべきではない全理由を解説しました。

エキサイト光は、通信速度やサポート体制を犠牲にすることで月額料金を安くしている光回線です。他社の一般的な申し込み先と比較すると、月額料金が約1,000円程度安い特徴があります。

ただし、夜間などネットを利用するユーザーが多くなるような時間帯では、非常に低速な通信速度になりますので、他のサービスを契約したほうが使い勝手の良い光回線を契約できます。

上記の点を理解した上で、エキサイト光が向いている人や向いていない方に向けて条件ごとにおすすめの契約先も紹介していますので、参考にしていただき後悔しない光回線を選択していただければ幸いです。