WiMAXギガ放題プランを徹底比較!見るべき3つのポイントを解説

WiMAX ギガ放題 比較 WiMAX

WiMAXは、月間データ通信量が無制限の優れたギガ放題プランが契約できる、人気のモバイルルーターです。

外出時でも使い放題でインターネットがしたい方にとっては、必須といえる回線になります。ですが、いざWiMAXのギガ放題プランを契約しようとすると

  • 損しないWiMAXの契約先ってどこ?
  • そもそもギガ放題の何を比較して決めればいいの?
  • いろんなサイトで比較したが、いまいち内容が信用できない

などの疑問を感じることはありませんか?

この記事では、WiMAXのギガ放題について様々な疑問を解説します。この記事さえ読めば、あなたが求めるギガ放題の契約先や判断基準の知識が身につきます。

根拠を元に複数の項目について解説しますので、最後までご一読いただければ幸いです。

1. WiMAXのギガ放題プランとは?

WiMAX 

WiMAXのギガ放題プランとは、外に持ち運んでインターネットができるWiMAXを、通信するデータ量を気にせずに使い放題で利用できるプランのことです。

WiMAXのギガ放題プランは、他の回線より使い勝手がよく、制限がゆるく、料金が安い特徴があります。

WiMAXは、2009年に2万人程度の契約者数から開始されたサービスです。当初は限られた利用者数でしたが、現在は3,333万人にまで契約者が増加しています。単純計算で日本の4人に一人がWiMAXを利用しているのです。

契約者数が増えた理由は、WiMAXが独自に展開している回線基地局によって、広い範囲で高速通信ができることが大きな原因となっています。また、高速でありながら無制限で通信できるギガ放題プランが一番大きな決め手になりました。

その結果、WiMAX利用者の実に80%が無制限通信が可能なギガ放題プランを契約しています。それほど、ギガ放題プランには他にはない優れたメリットが存在しているのです。

1-1.WiMAXの通常プラン(月間7GB制限)とギガ放題を比較

WiMAXのプランを比較 ギガ放題と月間7GB制限

プラン名

ギガ放題

通常プラン

別名の例

UQ Flatツープラス ギガ放題

WiMAX2+ フラット for DATA EX

など

UQ Flatツープラス

WiMAX2+ フラット for DATA

ライトプラン など

月間通信量上限

無制限

7GBまで

月額料金

(UQ WiMAX)

4,380円

3,696円

似た条件の契約

なし

各スマホキャリア
Y!mobile など

WiMAXで契約できるプランには、月間データ通信量が無制限で使い放題の「ギガ放題プラン」と、月間データ通信が7GBまでに制限されている「通常プラン」があります。

「ギガ放題プラン」と「通常プラン」では、

  • ギガ放題プラン = 使い放題でネットが楽しめる、他にはないプラン
  • 通常プラン = 料金はギガ放題より安いが、使い放題の回線がない

という違いがあります。WiMAXでは、どちらのプランを契約しても回線品質は同等のものです。違いは単純に無制限通信の有無と料金だけです。

実は、2つのプランは契約先のプロバイダによって複数の呼び名が存在します。ですが、多くのプロバイダでは「ギガ放題」と「通常」というプラン名を使っているため、今回はそのように表していきます。

WiMAXの通常プランでは、月間に7GB以上通信してしまうと、すべての通信が約128kbpsという速度に月末まで制限されてしまいます。このようなプランは、各スマホキャリアが提供しているモバイルルーターや、Y!mobileが提供しているポケットWi-Fiなどのプランと似ている内容です。

一方のギガ放題は、いくら通信しても厳しい速度制限なしで利用することが可能なプランです。他社のプランと比較しても同じような契約が存在せず、WiMAXの契約者数を増やす要因になっています。

月間7GBでは限られたことしかできない

7GBでできること(パソコン利用時)

Webページ観覧

約2,800回

メール送信(300字)

約233,330回

動画視聴(Youtube)

標準画質(SD)

約33時間

高画質(HD)

約11時間

超高画質

約5時間

上記の表は、パソコンを利用して7GBで通信できる内容の一例です。

月間データ通信量が7GBに制限されているプランや回線では、一ヶ月のすべての通信を上記の内容以内に収める必要があります。

さらに、通常はWebページを観覧したり、動画を視聴したり、メールやSNSを送受信したり、複数の項目でデータ量は消費されます。そのため、各項目の実際に通信できる内容は表よりもさらに少なくなるのが普通です。

一方、ギガ放題プランは月間のデータ通信量が無制限です。使いすぎなどの心配をする必要がなくなります。

1-2. WiMAXのギガ放題は通常回線で無制限通信が可能

WiMAXで利用する回線を比較 ギガ放題プランの制限内容

利用する回線

通常時の回線

オプション回線

呼び名

ハイスピードモード

ハイスピードプラスエリアモード

月間通信上限

無制限

7GBまで

回線名

WiMAX 2+

au 4G LTE

超過時の制限

超過時から月末まで約128kbpsに制限

料金

通常契約の料金

月額/1,004円(3年契約で無料)

WiMAXでは、すべてのプランで上記の2つの回線が利用できます。このうちギガ放題を契約して無制限通信できる回線は、通常回線のハイスピードモードです。

WiMAXには、通常回線のハイスピードモード以外に、auスマホで利用しているau 4G LTE回線が使えるハイスピードプラスエリアモードというものもあります。

オプション回線であるハイスピードプラスエリアモードは、スマホと同じ電波を利用しているため、ハイスピードモードよりも通信できる範囲が広い特徴があります。ですが、様々な通信機器で同じ周波数帯の電波を使っているので電波の価値が高価です。

そのため、WiMAXのギガ放題プランであっても、オプション回線の通信量には月間7GBまでという制限が存在します。

WiMAXのギガ放題を契約しても、ハイスピードプラスエリアモードで月間7GB以上通信すると、通常回線も含めたすべての回線が月末まで128kbpsに制限されてしまうのです。

一方の通常回線では、ギガ放題を契約すれば月間データ通信量に上限はありません。いくら使っても月末までネットが楽しめます。そのため、ギガ放題を契約するならオプション回線の通信量には最大限の注意が必要になります。

1-3. ギガ放題にも「短期」通信制限はある(3日で10GB以上利用時)

WiMAXのギガ放題 通常回線の短期通信制限とは?

利用する回線

ハイスピードモード

ハイスピードプラスエリアモード

月間データ通信量上限

無制限

7GBまで

月末まで続く通信制限

なし

7GB超過から月末まで/128kbps程度

短期通信制限

3日で10GB以上利用

短期通信制限の期間

超過の翌日18-26時(8時間)

短期通信制限の速度

約1Mbos程度

ギガ放題の通常回線では、月間データ通信量の上限は定められていません。無制限で使い放題です。ただし、3日間という短いスパンではゆるい制限があります。

ギガ放題プランでは、ハイスピードモードで直近3日間のデータ通信量が10GBを超過すると、超過した翌日の18~26時までの8時間、最大通信速度が1Mbps程度に制限されます。

WiMAXの通常回線における短期通信制限 一例

1日目

2日目

3日目

4日目

5日目

データ通信量

6GB

3GB

4GB

2GB

1GB

合計

6GB

9GB

13GB

9GB

7GB

短期通信制限

なし

なし

なし

18:00~26:00まで

1Mbps程度に制限

なし

例えば、上記の表では、ハイスピードモードの通信量が3日目に10GBを超過しています。その場合に、短期通信制限が適用されるのは4日目の午後6時から翌日の2時までです。

短期通信制限は「直近3日間の合計」ですので、4日目の合計データ通信量は9GBになります。そのため5日目には制限は適用されません。制限を受けたとしても夜間8時間のみの短時間です。

さらに、最大通信速度1Mbpsという制限速度は、標準画質のYoutube動画などは問題なく視聴できる程度の速度です。WiMAX以外のモバイルルーターでは、128~数百kbpsなどの厳しい制限が多い中、ギガ放題の短期通信制限は非常に条件がゆるい特徴があります。

1-4. WiMAXのプランはいつでも変更可能

WiMAXのプラン変更は、いつでも好きなときに契約先のプロバイダの専用ページから変更が可能です。また、一部例外を除きプラン変更にお金がかかることもありません。

例えば、ギガ放題プランを契約したけど月7GBまでの通信量で問題がない方などは、気軽に変更を申し込んで月額料金を節約することも可能です。

プラン変更を申し込んだ翌月から変更後のプラン・月額料金が適用されます。

ただし、契約期間が3年から2年へ短くなるプラン変更には契約解除料が必要です。ですが、現在のWiMAXで2年契約をしているプロバイダは限られていますので、通常であれば無料でプラン変更が可能といえる内容となっています。

1-5. ギガ放題を他ポケットWi-Fiの無制限プランと比較

WiMAXと他モバイルルーターの無制限プランを比較

種類

WiMAX

ポケットWi-Fi

格安SIM

レンタルWi-Fi

無制限の回線

WiMAX 2+

AXGP+TDD

LTE回線

LTE回線

通常回線

無制限

月/7GBまで

無制限

無制限

オプション回線

月/7GBまで

無制限

最大速度

無制限回線)

558Mbps

110Mbps + TDD

0,5Mbps

150Mbps

通信エリア

広域な無制限

通信エリア

WiMAXと比較

して狭い

WiMAXのオプション回線と同等程度

短期制限の条件

3日/10GB以上

3日/10GB以上

3日/6GB以上

1日/2GBなど

制限時最大速度

約1Mbps

約1Mbps

200kbpsなど

128kbsp

制限期間

最大8時間

最大7時間

3日間(72時間)

超過から当日中

実質月額料金

3,000~4500円程度

3,696円+684円

1,980円

3,000円~7,000円程度

WiMAX以外で無制限プランを提供しているサービスの一例を比較した表が上記のものです。各無制限プランを比較すると、通信速度、通信エリア、短期通信制限の内容、料金、すべての面で優れているのがWiMAXです。

上記の表で各社の無制限プランを比較すると、ポケットWi-Fiでは、オプション回線の通信に限り無制限で利用することが可能です。ですが、ポケットWi-Fiのオプション回線は、通信できるエリアが非常に狭く、利用するのに毎月オプション料金が必要になります。

また、格安SIMのデータ通信用プランの中にも無制限で通信できるプランが有りますが、通信速度が最大500kbps程度と非常に低速です。さらに、3日で6GB以上の利用で3日間適用される制限があるなど厳しい内容になっています。

WiMAXは、通常契約以外にも契約期間を定めないレンタルという方法でも利用することが可能です。レンタルでWiMAXを利用する場合の制限内容は通常契約と同じですので、上記の表では除外しています。それ以外のレンタルWi-Fiでは、上記のように通信速度が低速で、厳しい制限内容があるのが一般的です。

このように無制限で通信できるプランを色々比較すると、WiMAXのギガ放題プランが優れているという結果になります。そのため、WiMAXは年々契約者数を増やし、現在も人気を得ているのです。

2. WiMAXのギガ放題プランは「GMOとくとくBB」が一番お得

スマホ 使う

ギガ放題プランについて解説した後は、初めに一番おすすめのプロバイダを紹介します。

WiMAXのギガ放題プランは、毎月のキャンペーン内容によっておすすめプロバイダが常に変化しています。そのなかで、ギガ放題プランを常に最安値級で提供しているのがGMOとくとくBBです。

2019年9月のGMOとくとくBBでは、最新機種のW06を3年契約した際に3,4000円のキャッシュバックが現金で受け取れます。契約期間中にかかる総額を契約月で割った際の実質月額は3,389円です。

キャッシュバックを利用して安くギガ放題プランを契約するには、ちょっとしたコツがあるのですが、それについては各プロバイダを比較する際にお伝えします。

また、料金以外にも契約先を決める際のポイントは存在しています。ですので、次章からギガ放題プランを比較する際のポイントと共に、あなたに合った契約先を条件によって紹介していきます。

3. WiMAXのギガ放題プランは3つのポイントで比較しよう

最大速度

WiMAXは、すべての通信を回線基地局を保有しているUQ コミュニケーションズが管理しています。そのため、どこで契約しても同じ通信品質で利用できる特徴があります。

ですので、契約先を選択する際には、契約期間中に支払う総額やキャンペーンの適用条件、中途解約した際の違約金などを比較するのが賢い方法です。

3-1. 契約期間中に支払う総額を比較する

WiMAXの契約にかかわる料金一覧

一般的

例外

初期費用

3,000円

+18,857円

(Broad WiMAX)

端末代金

0円または実質無料

3,800円

(UQ WiMAX)

月額料金

3,500~4500円程度

有料オプション料/月額

300~1,547円 など複数

WiMAXを契約する際には上記のような料金が必要です。

月額料金

WiMAXのギガ放題プラン 月額料金一例

プロバイダ名

UQ WiMAX

GMOとくとくBB

Broad WiMAX

契約月

日割

日割

日割

1~2ヵ月目

4,380円

3,609円

3,609円

3~24ヵ月目

4,263円

3,411円

25ヶ月目~

4,263円

4,041円

WiMAXの各プロバイダでは、独自に月額料金を定め契約者を募っています。WiMAXに掛かる料金を比較する上で重要なのが毎月の月額料金です。

通信を管理しているUQ コミュニケーションズのグループ会社であるUQ WiMAXは、WiMAXの本家といわれるプロバイダです。ですが、月額を安くするキャンペーンなどは非常に低額で、現在の月額料金は割り引きなしの上記の金額が定められています。

一方のGMOとくとくBBやBroad WiMAXなどのプロバイダでは、月額料金に大幅な割引を適用したり、月額料金とは別の特別な割引サービスを用意してお得な契約を提供しています。

UQ WiMAX以外の一般的なプロバイダでは、契約した月は月額が日割または無料になります。その後2ヶ月ほど非常に安い特別料金になり、徐々に月額が上がっていく仕組みです。

契約先のプロバイダを料金で比較する際には、まず契約期間中にかかる月額料金の総額を算出するようにしましょう。そこで注意したいのが、3年契約とは何ヶ月間の契約なのかということです。

3年契約ギガ放題プラン 更新月・解約月の一例

契約月

1ヶ月目

36ヶ月目

37ヶ月目

月額 日割・無料

満了月

更新月・解約月

2018年12月

2019年1月

2021年12月

2022年1月

WiMAXには3年という契約期間があります。普通に考えれば36ヶ月間の月額料金が必要になると思いますよね。

ですが、WiMAXでは、3年の契約期間を終えた次の月が更新月・解約月に定められています。そのため、1回の契約でやめる場合は、実質37ヶ月間は料金が請求されるのです。

さらに、更新月・解約月にプロバイダの変更や解約を行っても、月末までWiMAXは利用できるため更新月・解約月の月額は日割できません。

WiMAXの月額料金を正確に計算するためには、解約や乗り換えを行う際に1ヶ月余分に月額料金が掛かるという点に注意してください。

初期費用

WiMAXを提供している各プロバイダでは、申し込みを行う際に手数料として3,000円が必要です。

Broad WiMAXでは3,000円以外に18,857円という初期費用が掛かる例外も有りますが、キャンペーンを利用すれば実質無料になります。そのため、WiMAXの契約では3,000円の初期費用が必要であるとの認識で問題ありません。

3-1-3.端末代金

WiMAXがお得に契約できるプロバイダでは、端末代金が0円のプロバイダが多いです。

端末代金が必要なプロバイダはUQ WiMAXの3,800円という金額の他、月額800円かける24ヶ月間で19,200円を請求しているプロバイダがほとんどになっています。

ただし、端末代金を分割で支払うプロバイダでは、契約が続く限り月額800円を端末代金が完済するまで割引します。そのため実質は0円です。

注意してほしいのは、端末代金を完済するまでに契約を解除すると、未払い分の端末代金は請求されるという点です。

そのため、中途解約を念頭に入れたWiMAXの契約をするなら、初めから端末代金が0円のプロバイダを選択するほうが賢い方法になります。

有料オプション料

WiMAXの有料オプションは、故障、盗難、紛失などを保障するものや水濡れ・自然故障を保障するもの、有人のサポートサービスを提供するものなど様々なものがあります。

有料オプションへの加入は、WiMAXの高額な割引キャンペーンの適用条件になっていることが多く、加入が必要になることも多いです。ただし、そのような場合は加入から2ヶ月間はオプション料金が無料で、いつでも解約できる内容となっています。

例外として、家電量販店など店頭で契約できるWiMAXでは、5万円の商品券がもらえる代わりに1500円を超える高額な有料オプションへの加入が必須です。オプションの解約も不可となっていますので、実質的には割引額が非常に少ない内容となります。

なかには契約時にしか適用できない有料オプションもありますので、必要なオプションに加入する場合は別途料金が毎月必要です。

開催されているキャンペーン

WiMAXの各プロバイダでは、

  • キャッシュバック = 契約から数ヶ月~数十ヵ月後に口座に現金が振り込まれる
  • 商品券で割引 = 契約時に条件をクリアすることで商品券がもらえる
  • 月額割引 = 毎月の月額が非常に低額になる
  • スマホセット割 = auスマホ・UQスマホと一緒に利用すると割引になる

などのキャンペーンを独自に開催しています。

各プロバイダごとにキャンペーンを適用するための条件が異なっていますが、利用することで契約期間中に支払う料金の総額を少なくできます。

ですので、WiMAXのギガ放題プランを契約するならキャンペーンを比較して、お得なプロバイダを選択するのが賢い方法です。

3-2. キャンペーンの条件を詳細にチェックする

各プロバイダが開催している割引キャンペーンには、必ず割引を適用するための条件があります。

例えば、現金がもらえるキャッシュバックキャンペーンは、受け取るための申込みメールを契約から約1年後に送信しなければいけないプロバイダもあります。

他にも、必ず適用される月額割引だったとしても、有料オプションに加入しなければ適用されないなどの条件もあります。

特に、家電量販店などで開催されているキャンペーンは、パソコンなど他の商品とセット販売で安いように感じます。ですが、条件をよく確認するとそれほどお得ではないことがほとんどです。人件費が必要ないWeb申し込みより店頭販売が高額になることは当然ですよね。

このように、WiMAXのギガ放題プランを契約する際には、割引額以外にもキャンペーンの適用条件を厳しくチェックしてください。

WiMAXのキャンペーンは初回契約以外で使えないものがある

高額な割引キャンペーンのなかには、お一人様一回限りの初回限定のものがあります。例えば、GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンは初回限定です。

一度GMOとくとくBBでWiMAXを契約した方は、契約者を変更して再度申し込むなどの方法をとらない限り、キャッシュバックキャンペーンは利用できません。

逆に、月額割引などのキャンペーンでは、契約の更新時や2度目の契約でも適用される物がほとんどです。

上記のように、同じプロバイダで再度契約する際には、今回利用するキャンペーンが複数回使えるものなのかしっかりと確認してから申し込みを行いましょう。

3-3. 解約違約金の内容も確認しよう

WiMAXの解約違約金 一例

契約期間

一般的なプロバイダ

JPWiMAX

1~12ヶ月目

19,000円

30,000円

13~24ヶ月目

14,000円

25,000円

25~36ヶ月目

9,500円

9,500円

37ヶ月目

0円

それ以降

9,500円

9,500円

WiMAXを契約期間中に解約するには、上記のような違約金が必要です。

WiMAXが契約できるプロバイダのほとんどで、一律の解約違約金が定められています。

以前までGMOとくとくBBの解約違約金は、契約から2年間非常に高額でしたが、現在は一般的なプロバイダと同額になりました。ですが、お得なプロバイダのなかでも、JPWiMAXのように高額な違約金を設けているプロバイダもあります。

契約の前に途中で解約することを想定するのは難しいですが、3年という契約期間は長期になりますので、WiMAXを比較する際には違約金の内容も必ずチェックしてください。

解約方法はプロバイダごとに違いがある 

WiMAXのプロバイダ別解約申込み方法 一例

プロバイダ名

解約方法

電話番号

マイページ

受付時間

申込み期限

UQ WiMAX

電話・郵送

0120

−929−818

My UQ

年中無休、

9〜21時

電話では即日解約可

GMOとくとくBB WiMAX

電話・フォーム・サイト

0570

-045-109

BBnavi

月曜~金曜、

10〜19時

毎月20日まで

更新月以外は電話・フォームから

Broad WiMAX

電話

0120

-651-315

月曜〜土曜、

11〜18時

毎月25日まで

JPWiMAX

電話・フォーム

0120

-545-618

月曜〜土曜、

13〜21時

毎月20日まで

BIGLOBE WiMAX

電話・サイト

0120

-86-0962

マイページ

年中無休、

10〜19時

月末まで

WiMAXの各プロバイダには、それぞれ定められた解約の方法と申込み期限があります。申込み先のプロバイダをある程度絞り込んだ後は、解約時の手続き方法もあらかじめ調査しておくと心配事がなくなりますよ。

4. 2019年9月 WiMAXギガ放題プラン プロバイダ比較

2019年9月 WiMAXギガ放題プラン 比較ランキング

おすすめ

1位

2位

3位

4位

本家

プロバイダ名

GMO

とくとくBB

Broad WiMAX

JPWiMAX

BIG LOBE

UQ WiMAX

月額

契約月

日割

日割

日割

0円

日割

1~2ヵ月目

3,609円

2,726円

2,800円

3,695円+200円

4,380円

3~24ヵ月目

4,263円

3,411円

3,500円

4,380円+200円

25~37ヶ月目

4,263円

4,041円

4,100円

事務手数料

3.000円

端末代金

0円

0円

0円

実質無料

3,800円

キャッシュバック

最大3,4000円

10,000円

30,000円

3.000円

スマホセット割

×

総額

125,423円

137,793円

134,900円

141,090円

165,860円

実質月額

3,389円

3,724円

3,646円

3,813円

4,483円

支払い方法

クレジット

クレジット

口座振替

クレジット

クレジット

口座振替

クレジット

口座振替

上記の表では、WiMAXのギガ放題プランを扱っている主要なプロバイダを見るべきポイントを抑えて一覧にしました。

表を見ると、一番料金が安いのはGMOとくとくBBです。ただし、料金以外の条件によってもおすすめしたいプロバイダが変わりますので、それぞれのプロバイダごとにメリット・デメリットを解説します。

4-1. トータル料金が最安値の「GMOとくとくBB」

GMOとくとくBBのメリット・デメリット

メリット

・実質料金がWiMAX最安値
・WiMAXは契約日の即日発送可能

デメリット

・キャッシュバックを受け取り忘れる危険がある

・キャッシュバックキャンペーンは2回利用できない

・キャンペーン適用には有料オプションへの加入が必須

GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンが一番おすすめな理由は、なんといっても契約期間中に支払う総額が最安値なことです。実質月額3,389円でギガ放題プランが契約できるというのは、他の回線と比較しても破格の条件です。

ただし、GMOとくとくBBのキャッシュバックをもらうためには、

  • 端末発送月を含む11ヶ月目に届くメールに返答する必要がある
  • GMOとくとくBB安心サポートに加入する
  • 公衆無線LANオプションに加入する

という3つの注意点があります。

GMOとくとくBBのキャッシュバックは、契約時に登録したGMOのメールアドレス宛に、「端末発送月を含む11ヶ月目」に届くご案内メールに返答することが必須です。

現金を受け取るまでに契約から約1年ほど期間がありますし、メールの返信期限は、メールを受け取った月の翌月の末日までです。

さらに、キャッシュバックを利用するためには、「安心サポートまたは安心サポートワイド」と「公衆無線LAN」という2つの有料オプションに加入しなければいけません。

キャッシュバックを受け取るための手続きが難解で、申請期間も短く、有料オプションへの加入も必須となっています。ただし、対処法さえ分かれば、WiMAXを最安値で利用できるメリットと比較できないほどのデメリットといえます。

例えば、GMOで作成したメールアドレスをメインで利用するアドレスに転送すれば、よほどのことが無い限りメールを見逃すことはなくなります。

有料オプションにしても、2ヶ月間は無料になっていますので、契約後にすぐに解約すれば料金を請求されることはありません。

以上のことから、些細な注意さえ事前に払っておけば、安く利用できるGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンが一番おすすめの契約先になります。

4-2. 必ず安くなる月額料金がお得な「Broad WiMAX」

Broad WiMAXのメリット・デメリット

メリット

・月額割引で必ず安くなる

・違約金負担キャンペーンで他社乗り換えが簡単

・東京・大阪の店頭で受け取れる

・更新月を逃しても安い月額料金で契約が続く

・口座振替でも支払いできる

・WiMAXは契約日の即日発送可能

デメリット

・最安値のWiMAXではない

・キャンペーン適用には有料オプション加入が必須

・口座振替には初期費用18,857円必須

Broad WiMAXがおすすめな理由は、誰が契約しても必ず安くなる月額割引キャンペーンと、便利な違約金負担キャンペーンがあることです。また、契約後に東京・大阪にある実店舗にいけば、即日からWiMAXが受け取れることも大きなポイントです。

キャッシュバックキャンペーンのように契約から数ヵ月後の申請は必要ありません。契約さえすれば安くなり、月額料金自体が低額なため更新月を逃しても安く続けられるメリットがあります。

さらに、Broad WiMAXは、他社のWiMAXからBroad WiMAXに乗り換える際に、最大19,000円まで違約金を肩代わりしてくれる違約金負担キャンペーンも便利です。他社のWiMAXで更新月を逃してしまった際は、お得にBroad WiMAXに乗り換えられます。

また、WiMAXが口座振替で契約できるプロバイダは、Broad WiMAX、BIG LOBE、UQ WiMAXの3社のみです。クレジットカードが利用できない方は、口座振替でも契約できるメリットがあります。

ただし、Broad WiMAXで口座振替を利用する場合は、初期費用が割引になるキャンペーンが適用できません。そのため、他のプロバイダでは不要な18,857円が必要になります。

他にも、Broad WiMAXのキャンペーンでも2つの有料オプションに加入が必須になっています。GMOと同様の条件です。こちらも不要な場合は2ヶ月以内に解約すれば料金は掛かりません。

総合した評価としては、Broad WiMAXは便利なサービスが多く、GMOとくとくBBを利用した後などに是非おすすめのプロバイダといえます。

4-3.キャッシュバック+月額料金割引の「JPWiMAX」

JPWiMAXのメリット・デメリット

メリット

・月額割引がある

・キャッシュバックは契約直後に手続きできる

・キャンペーンの条件に有料オプション加入がない

デメリット

・最安値のWiMAXではない

・扱っているWiMAXの機種が少ない

・端末がすぐに届かないという口コミがある

・キャッシュバックが現金ではなくAmazonギフト券

・スマホとのセット割がない

・違約金が高い

・2年以内の解約では端末の変換が必要

・評判が悪い

9月のJPWiMAXは、月額割引とAmazonギフト券でのキャッシュバックを組み合わせたハイブリットなキャンペーンがお得です。ですが、料金以外の条件では、他社に遅れをとっているプロバイダとなっています。

JPWiMAXのキャッシュバックは契約直後にそのまま申請を行い、ギフト券が「土日祝日を除く1〜2営業日以内に送付」されます。もらい忘れが無く簡単です。さらに、キャンペーンの適用条件に有料オプションへの加入がありませんので、オプションを契約後に解約する手間がいりません。

ただし、JPWiMAXは2019年2月まで最新機種のW06を取り扱っていませんでした。それ以前に、現在でも扱っている機種が他のプロバイダより圧倒的に少なく、選択する余地がありません。

W06の数も少なく、契約してからWiMAXが届くまでの期間も数週間になることもあるようです。それに伴い、利用者の口コミも非常に厳しいものが多くなっています。大手のWiMAXプロバイダでは利用できるauスマホ・UQスマホとのセット割もありません。

解約違約金も高く、2年以内に解約した場合は端末の変換が必須です

Broad WiMAXよりも安いプロバイダを希望しつつ、GMOとくとくBBのキャッシュバックを受け取る自身がない方におすすめできるプロバイダです。

他にも高額なキャッシュバックがあり、口座振替もできるBIG LOBEなどがおすすめです。

ただし、キャッシュバックの受け取り方法はGMOとくとくBBと似たような条件で、独自の接続コース加入料200円が毎月必要で料金が高いことから、BIG LOBEは他3社の後にランキングしました。本家のUQ WiMAXは基準として掲載しています。

WiMAXを比較して契約する際は、キャッシュバックを受け取れるのか、安全な月額割引にするのか、簡単に受け取れるキャッシュバックを選ぶのか、自分に合った方法を選択しましょう。

まとめ

WiMAXのギガ放題プランについて、比較するべきポイントとおすすめの契約先を解説しました。

最安値で契約するならGMOとくとくBBが断然おすすめです。ただし、面倒な申請をなくして安く使うなら、Broad WiMAXやJPWiMAXも比較対象になります。

WiMAXのギガ放題プランは、トータル料金以外にもキャッシュバックの適用条件や違約金の内容を詳しく確認していくことで失敗が少なくなります。

また、受け取りにくいキャッシュバックのもらい方についても詳しく解説しましたので、キャッシュバックの受け取り忘れが心配な方は参考にしていただければ幸いです。

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