どんなときもWiFiが急に繋がらない!?サクッと解決できる対処法6選

いらいら ポケットwifiサービス

「どんなときもWiFiが繋がらない」

「電波の調子が悪くて速度が遅い」

こんな声が2019年9月以降から目立つようになりました。どんなときもWiFiが登場したのは2019年3月。ポケットwifiではじめて「ギガ完全無制限」を実現したため、「使いやすくい」と口コミでも評判でした。なぜ、急に繋がらなくなったのでしょうか?

今回はどんなときもWiFiが繋がらない理由を詳しく調べてみました。繋がらなくて困ったときにすぐに試せる対処法も解説しています。どんなときもWiFiの調子が悪い人はぜひ試してみてください。

1. どんなときもWiFiが繋がらない6つの原因

原因

どんなときもWiFiが繋がらない原因は主に6つあります。それぞれの原因を1つひとつ一緒に確認しましょう。

1-1. キャリアの通信障害

どんなときもWiFiは、2019年8月末以降、次の理由でだいたい2か月に1度の割合で通信障害が発生しています。

  • ドコモ・ソフトバンク・auのキャリア側のネットワーク設備の障害
  • クラウドSIMのサーバ側の障害
  • 利用者の急激な増加によるリソース不足による接続の不具合
  • セキュリティパフォーマンス向上などネットワーク変更

直近だと2020年2月21~28日にかけて、あるキャリアの通信設備の不具合が原因で、一部の利用者の間で繋がらないトラブルが発生しました。通信障害の頻度が多いため、通信設備の増強に努めるとともに、新規利用者の申し込み制限も視野に入れているそうです。

通信障害が発生したときは、どんなときもWiFiのお客様サポートでアナウンスがあります。

どんなときもWiFiお客様サポート「お知らせ」

どんなときもWiFiに繋がらないときは、上記サイトを確認してみてください。

1-2. ルーターのファームウェアアップデート

ルーターのファームウェアのアップデートも、どんなときもWiFiが繋がらない原因の1つ。ファームウェアとは、ルーターに内蔵されてあるソフトウェアのことです。

ファームウェアのアップデート中は、5分ほどインターネットに接続できません。インターネットが一時的に使えなくなるので、お客様サポートで事前にアナウンスがあります。

頻繁に起きることではありません。年に1回あるかないかぐらいでしょう。

1-3. 5台以上の端末に接続した

ルーターに5台以上の端末を接続すると、インターネットに繋がりません。

どんなときもWiFiのルーター「D1(U2s)」の同時接続台数は5台まで。接続可能な端末は以下になります。

■接続できる端末

  • ノートPC(無線対応のデスクトップPC)
  • スマートフォン
  • タブレット
  • ゲーム機
  • プリンター
  • テレビ
  • その他無線対応の通信機器

口コミを見るとまれに「端末の接続台数が5台以下で繋がらない」との声を見かけます。

D1の無線規格はIEEE802.11b/g/n。それ以外の無線規格の端末だとインターネットに接続できません。同時接続台数が5台未満で繋がらないときは、動作保証の対象外の端末と接続しているのかもしれません。

1-4. 対応エリア外にいる

まれにドコモ・ソフトバンク・auの対応エリア外にいて、どんなときもWiFiが繋がらないケースもあります。

3キャリアとも人口カバー率99%の通信回線なので、全国のほとんどの地域で利用できます。しかし、3社のエリアマップを調べてみると、地方や山間部ではエリア外の場所もあります。

電波の調子が悪いときは、下記サイトから今いる場所が対応エリア外でないか調べてみてください。

ドコモのサービスエリ
auのサービスエリア
ソフトバンクのサービスエリア

1-5. 家電の近くにルータを設置

意外と多いのが室内で「どんなときもWiFiに繋がらない」との声。特に電子レンジの近くにルーターを持っていくと電波の調子が悪くなる人が多いようです。

どんなときもWiFiのルーターは無線規格IEEE802.11nに対応していますが、無線電波の周波数帯は2.4GHzのみ。5GHzには対応していません。

2.4GHzの無線電波は、家電によく採用される周波数帯です。家電が発する電波が干渉して、どんなときもWiFiの通信状態も不安定になりやすいのでしょう。

1-6. 速度制限がかかった

どんなときもWiFiは、月間・日数のギガ無制限なので、基本的に速度制限がかかることはありません。しかし、プロバイダやキャリアなどが、次の操作に該当すると判断した場合は、約384Kbpsまで低速化して速度制限がかかります。

  • ネットワークを占有するレベルの大容量通信
  • 不正利用

一度、速度制限の対象となると翌月まで解除されません。ただし、動画の視聴やオンラインゲームで長時間しても速度制限はかからないので安心してくださいね。

2. 今すぐできる!どんなときもWiFiが繋がらないときの対処法6選

Q&A

通信障害や速度制限などが原因で繋がらないときは、復旧するまで待つしかありません。しかし、一時的にどんなときもWiFiの繋がりが悪いときに自分で試せる対処法が6つあります。どれも簡単な方法なので、「どんなときもWiFiが繋がらない」と思ったときは試してみてください。

2-1. ルーターの再起動

真っ先に試したい対処法が、ルーターの再起動。ルーターはずっと電源を入れたままだと、次の理由で挙動が不安定になり、速度に影響を及ぼす場合があります。

  • 端末に熱がこもる
  • チャンネルが重複して電波障害が起きる
  • アクセスログが端末内部にたまる

ルーターを再起動するとこれらの不具合が解消されます。電源ボタンを18秒長押しすると、ルーターが再起動されるので早速試してみてください。

2-2. ルーターの設置場所を移動

室内や地下などでインターネットが繋がりにくいときは、電波の受信状況が悪い可能性があるので、ルーターを持って移動しましょう。

インターネット接続と電波の受信状態は、ルーターの「WiFiランプ」と「電波ランプ」で確認できます。どんなときもWiFiのルーターのランプは4つありますが、点灯するランプが2個以下だと電波の受信感度があまりよくない状態です。

ランプが3つ以上点灯していない場合は、ルーターを持って場所を移動してみてください。

2-3. ルーターを初期化する

再起動や場所を移動しても改善しないときは、ルーターを初期化しましょう。初期化すると工場出荷状態に戻るので、「インターネットに繋がらない」「ルーターの挙動がおかしい」など不具合が解決する可能性があります。

ルータの電源を入れたままの状態で、リセットボタンを5秒以上押してみましょう。リセットボタンの位置が分からない人は、下の図を参考にしてみてください。

どんなときもWi-Fi

出典:どんなときもWiFi「U2s/U2/D1 トラブルシューティング」

ルーターを初期化すると契約後に自分で行った各種設定がすべてリセットされます。初期設定を変更した人は、初期化の前に設定内容をメモしておきましょう。

2-4. WiFiフリースポットにつなぐ

外出先で今まで紹介した対処法を試して繋がらないときは、最寄りのWi-Fiフリースポットに接続するのも1つの手段です。

次のアプリは簡単な初期設定すれば、面倒な会員登録なしで全国各地のフリーのWi-Fiスポットに自動でアクセスできますよ。

WiFi自動接続アプリ タウンWiFi by GMO

他のフリーWi-Fiアプリとちがい、速度が遅いWi-Fiスポットにアクセスできない設定ができて便利です。アプリの利用料は無料なので、どんなときもWiFiが繋がらなくて困ったときは試してみてください。

2-5. 繋がらない端末の再起動やリセット

口コミを見ると「パソコンは調子が良くてスマホは全然繋がらない」と、複数の端末をルーターに繋いで、特定の端末だけ繋がらない人もいます。もちろん、ルーターの同時接続台数や、動作保証を守った状態でのトラブルです。

特定の端末だけ繋がらないときは、次の対処法を試してみてください。

  • 端末の再起動
  • WiFi設定のリセット

2-6. どんなときもWiFiに問い合わせる

ここまでに紹介した対処法を試して繋がらないときは、どんなときもWiFiに相談しましょう。

ずっと圏外のまま

Wi-Fiランプがつかないときは圏外となっています。場所の移動や端末の再起動など試しても、圏外の状態が続くときは、次のフォームからどんなときもWiFiに問い合わせてみてください。

電波圏外 お問い合わせフォーム

対応エリア内で繋がりにくい

対応エリア内だけど、「通信が途中で途切れる」「一時的に繋がらない」「速度が遅い」など、インターネットの接続状態が悪いときは、以下のフォームから問い合わせます。

利用状況 報告フォーム

3. 口コミで見るどんなときもWiFiの接続状況

口コミ

2019年3月のサービス開始当初と比べて利用者が急激に増えたせいか、「どんなときもWiFiは繋がらない」との声も目立つようになりました。Twtterから過去1か月間のどんなときもWiFiの接続状況を調べてみました。

3-1. 乗り換えて正解!どんなときもWiFiの良い評判

まずは、どんなときもWiFiを問題なく使えている人の評判です

日数・月間のギガ無制限なので、従来にポケットwifiと比べて使いやすいですよね。

この人は、今まで使ったポケットwifiのなかで一番快適とのこと。「アクティベーション」とは、おそらくiPhoneやiPadを使う前のSIMカードのアクティベーションロック解除のことでしょう。

10Mbps出れば、どんな操作でもインターネットをストレスなく利用できます。どんなときもWiFiの平均実効速度は20~30前後。ギガ無制限で対応エリアが広いので、速度にこだわりがない人からすれば十分でしょう。

電子レンジのそばでの利用、YouTubeの生配信以外は問題なく利用できるとのこと。ギガ無制限なので1人暮らしなら、光回線をやめてどんなときもWiFi1本に絞っても問題ないでしょう。

3-2. 繋がらなくてイライラ…どんなときもWiFiの悪い評判

「どんなときもWiFiはやっぱり繋がりにくい」と不満を頂く人たちの声を集めてみました。

この投稿をした前日からネットに繋がらないようです。詳細はわかりませんが、ルーターのWi-Fiランプが消えて「インターネット接続なし」の状態になると言っているのでしょう。

「電子レンジが近いと繋がらない」との投稿は他にも見かけました。たいてい、レンジから離れた場所にルーターを持っていくと復旧するようです。

Wi-Fiランプの点滅は「インターネット接続中」の状態です。ずっとランプが点滅した状態とのことですが、このツィートをした日は、通信障害は起きていません。おそらく、繋がらない原因は、電波の届きにくい場所にいるか、ルーターの調子が悪いのでしょう。

どんなときもWiFiの平均実効速度は20~30Mbps。投稿から実効速度はわかりませんがWiMAXや光回線なみの速さを期待する人には、おすすめできないポケットwifiといえます

3-3. どんなときもWiFiの接続に関する評判まとめ

過去1か月間の新しい口コミを見る限りでは、問題なく使える人と繋がりにくい人が半々といったところです。繋がりにくい原因は場所、時間帯、ルーターの一時的な不具合などさまざまな理由が考えられます。

2019年8月末以降は、キャリアやクラウドSIMの通信設備が急激なアクセス数の増加に耐えられなくなったこと原因で通信障害が増えてきました。このときから、Twitterにも「繋がらない」との投稿が目立つようになりました。

そのため、2019年3月のサービス開始当初と比べて、SNSや匿名掲示板で「どんなときもWiFiは繋がらない」と悪い口コミも増えたと考えられます。しかし、問題なく使える人も少なくありません。

当初の想定以上に利用者が増え、キャリアやクラウドSIMの通信設備の増設が追いつかないことが原因で一部のエリアで繋がりにくい人が増えたのでしょう。

どんなときもWiFiは、まだサービスを提供して1年の新しいポケットwifiです。WiMAXやワイモバイルなど老舗のポケットwifiと比べて、まだ通信設備が不安定な部分があります。通信設備の増強など今後のサービス改善に期待したいところです。

4. 何をしても繋がらないときの「いつでも解約サポート」

どんなときもWi-Fi

今まで紹介した手順を何度試しても、どんなときもWiFiが繋がらないときは解約して、他社回線に乗り換えるのも1つの手段です。

実はどんなときもWiFiには、「いつでも解約サポート」と呼ばれるサービスがあります。いつでも解約サポートとは、「速度が遅い」「利用中に通信が途切れる」など使い勝手に満足できないときに乗り換えできるサービスのこと。次の3つの特徴があります。

使いづらいと思ったら、いつでも解約OK

・契約更新月以外の解約でも違約金0円

・自分にぴったりな乗り換え先を専任オペレーターが案内

無料で解約できて、最適な乗り換え先まで教えてくれるので使って損することはありません。いつでも解約サポートの利用方法や注意点を詳しく調べてみました。

4-1. いつでも解約サポートの利用方法

いつでも解約サポートを使って解約したいときは、次の手順を参考にしてみてください。

いつでも解約サポートの窓口に連絡

まずは電話で解約の連絡をします。

■連絡先

・TEL:0120-320-146

・営業時間:10:00~19:00(日曜休業)

乗り換え先を決定

いつでも解約サポートの専任オペレーターが利用状況を確認したうえで、乗り換え先を提案してくれます。

残念ながら、いつでも解約サポートで提案される乗り換え先は、どんなときもWiFiの公式サイトに掲載されていません。しかし、どんなときもWiFiのプロバイダのグッド・ラックは、通信サービス大手のオールコネクトの子会社です。

オールコネクトはグッド・ラック以外にも複数の子会社を持ち、そのうちの1つがBroad WiMAXのプロバイダであるリンクライフです。同じオールコネクトの子会社なので、Broad WiMAXでもいつでも解約サポートが利用できます。

Broad WiMAXのいつでも解約サポートでは、以下の通信会社に乗り換えできます。

■無線回線

・Broad WiMAX

・Softbank Air

・ONE MOBLE

・NEXT mobile

・Broad LTE

■固定回線

・Softbank光

・auひかり

・So-net光コラボレーション

。ビックローブ光

・Yahoo!BB

・broad光

Broad WiMAXと親会社が同じなので、おそらくどんなときもWiFiのいつでも解約サポートも上の通信会社なら無料で乗り換えができるでしょう。

乗り換え先のインターネット回線に申し込み

いつでも解約サポートから案内されたインターネット回線を選び、その場で申し込み手続きをします。

どんなときもWiFiの解約

乗り換え先が無線回線と固定回線で解約の手順が少し違います。

(無線回線に乗り換え)

乗り換え先の回線の端末が届き開通確認ができたら、どんなときもWiFiが解約手続きを実施。

(固定回線に乗り換え)

回線の開通工事後に自分でいつでも解約サポートに窓口(0120-320-146)に電話して、どんなときもWiFiを解約

端末一式の返却

解約手続きが終わったら、指定の返却日までに端末一式をどんなときもWiFiに返却しましょう。

返却物一式

  • ルーター本体
  • 個装箱2点
  • USBケーブル(※)
  • ストラップ(※)
  • 取扱説明書(※)

※返却は任意。

4-2. いつでも解約を利用するときの注意点

次のケースに該当する人は、いつでも解約サポートの対象外となるので注意しましょう。

・初期契約解除もしくはエリアキャンセルでどんなときもWiFiを解約

いつでも解約サポートで無料となるのは解約時の違約金だけです。次の費用は支払いが必要なので注意してください。

  • どんなときもWiFiの事務手数料3,000円
  • 乗り換え先のインターネット回線の事務手数料や回線工事費

解約後に指定の期日までに端末の返却しないと、18,000円の機器賠償金が発生します。必ず期日までにルータ本体と個装箱2点は返却しましょう。

どんなときもWiFiの解約前に乗り換え先の回線を開通しないと、9,500~19,000円の違約金を一時的に自分で負担しなければなりません。回線開通後にキャッシュバックで支払ったお金は戻ってきますが、キャッシュバックのタイミングは乗り換え先で異なるため注意しましょう。

まとめ

「繋がらない」との声も目立つどんなときもWiFiですが、口コミを見る限りだと問題なく繋がる人もたくさんいます。どんなときもWiFiが繋がらない一番の原因は、プロバイダの予想以上に利用者が増え、通信設備の増強が追いついていないことでしょう。サービス開始からようやく1年が過ぎたばかりなので今後の改善に期待したいところです。

公式サイトをみるとプロバイダ側で随時対応しているようですが、それでも接続状況が悪いときは次の対処法を試してみてください。

  • ルーターの再起動
  • ルーターの設置場所を移動
  • ルーターを初期化する
  • WiFiフリースポットにつなぐ
  • 繋がらない通信機器の再起動やリセット
  • どんなときもWiFiに問い合わせる

これらを試してすべてダメな場合は、無料で解約できる「いつでも契約サポート」で他社回線に乗り換えるのも1つの手段でしょう。

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