hy-fi(ハイパーマルチWiFi)の評判が悪いって本当?料金プランや特徴、注意点を徹底解説

不機嫌 ポケットwifiサービス

月額料金が安いポケットWiFiの「hy-fi(ハイパーマルチWiFi)が気になっていませんか?

いま話題の次世代通信技術「クラウドSIM」に対応したレンタルWiFiサービスで、トリプルキャリアの回線を無制限で使えることで注目が集まっています。

ですが、先に結論からお伝えすると、これからポケットWiFiに申し込むならhy-fiはあまりおすすめできません。

hy-fiの月額料金は3,880円の2年契約ですが、他のポケットWiFiの方が月額料金が安い上に契約期間の縛りが緩いサービスが多いためです。

また、評判や口コミについても調査をしましたが、新しく登場したばかりのサービスなので、サービス自体の評判や口コミはまだ出てきていませんでした。

そこで、運営会社の株式会社Twelveの評判や口コミを調べてみたところ、同じくTwelveが運営するDrive光やDrive WiMAXなどの利用者から「サポートの対応が悪い」といった口コミが数多く出てきました。

つまり、「月額料金の高さ」「サポートの対応が悪い」という理由から、hi-fyは全くおすすめできないのです。

さらに、hy-fiについて徹底的に調べてみたところ、上記2点以外にもおすすめできないポイントがあることがわかりました。

それらをまとめて分かりやすくご紹介します。

1.hy-fi(Twelve)の評判・口コミを一挙紹介

落ち込む

まずは、hy-fiの運営会社「株式会社Twelve」に関する評判や口コミから見ていきましょう。

株式会社Twelveは「Drive光」や「Drive WiMAX」を販売・運営をしている会社で、クラウドSIM対応の「どこよりもWiFi」を販売する株式会社Wizの子会社です。

hy-fi自体はサービス開始から間もないためか評判や口コミの一切が出てこなかったため、株式会社Twelveについての評判や口コミを集めたのでご覧ください。

 

上記の通り、株式会社Twelveに関する口コミを見ると、サポート窓口の電話対応についての評判がよくありません。

また、料金面に関しても、突然月額料金が値上げしたり覚えのない利用金額を請求されたりなど、ネガティブな内容の口コミが多く出てきます。

運営会社自体は全く同じなので、hy-fiに関しても同様のことがいえる可能性は高いといえます。

2.hy-fiを徹底的に調べて分かった5つの特徴

ポイント

ここまで、hy-fiを運営する株式会社Twelveの評判や口コミをご紹介しました。

この項目では、hy-fiを徹底的に調べてわかった5つの特徴をご紹介していきます。

hy-fiの特徴まとめ

  • 2-1.クラウドSIM対応のポケットWiFi
  • 2-2.使える端末が異なる2種類の料金プランから好きな方を選べる
  • 2-3.ライトプランなら初月無料、その翌月は980円と破格の安さで使える
  • 2-4.海外での併用も可能で利用料金は安め
  • 2-5.24時間365日対応のサポートセンターは安心の日本語対応

それぞれの特徴について確認していきましょう。

2-1.クラウドSIM対応のポケットWiFi

hy-fiは、いま話題の次世代通信技術「クラウドSIM」に対応したポケットWiFiです。

クラウドSIMとは、クラウド(インターネット)上でSIMカードを管理する新技術のことです。

普段から使っているスマホやWiMAXなどの端末には、小さなICカード(SIMカード)が入っており、SIMカードに書き込まれた情報を基にネット接続や音声通話を行っています。

このSIMカード1枚に対して接続先の回線が決まっているため、実質的にひとつの回線でしかインターネットへの接続ができません。

たとえば、ソフトバンクで契約したスマホはソフトバンクのエリア内でしか使えず、エリア外(圏外)に出てしまえばデータ通信は一切できなくなってしまいます。

ですが、クラウドSIMなら1台の端末に対してインターネット上から接続する回線を割り当てることができます。

つまり、事業者が契約する複数の回線を利用できることになるので、その場所で繋がりやすい回線を使って快適な速度でインターネットへの接続ができるのです。

2-2.使える端末が異なる2種類の料金プランから好きな方を選べる

hy-fiでは、使える端末が異なる2種類の料金プランから好きな方が選べます。

どちらもクラウドSIM対応の端末なので、月額料金が違うだけでサービス自体は変わりません。

以下、料金プランと端末スペックを簡単にまとめましたので参考にしてください。

hy-fiの料金プランと端末の特徴

プラン名通常プランライトプラン
月額料金3,880円

※クレジットカードのみ

3,280円

※口座振込の場合は3,980円

初回事務手数料3,000円3,000円
契約期間2年間2年間
解約金9,500円9,500円
端末G4U2s
端末特徴
  • 液晶ディスプレイ搭載
  • 海外でも利用可能
  • マップ機能や翻訳機能が使える
  • ディスプレイ非搭載
  • 海外での利用可能

2-3.ライトプランなら初月無料、その翌月は980円と破格の安さで使える

hy-fiのライトプランなら初月が無料で使えて、その翌月は980円と破格の安さで使えます。

hy-fiライトプランの月額料金内訳は以下の通りになります。

hy-fiライトプランの月額料金内訳

利用月月額料金
初月(0か月目)0円
次月(1か月目)980円
次々月以降(2か月目以降)3,280円

参考:ライトプラン|hy-fi公式サイト

他のポケットWiFiでは、初月0円で利用できることは稀にありますが、その翌月も大幅に割引されるポケットWiFiはほとんどありません。

また、元々の月額料金が3,280円とポケットWiFi業界の中では安めに設定されているので、毎月の通信費を節約することができます。

2-4.海外での併用も可能で利用料金は安め

hy-fiはクラウドSIM対応なので、海外での併用が可能です。

現地に持っていって電源を入れ直すだけで現地の回線に自動接続してくれるので、面倒な手続きを行う必要はありません。

また、利用料金も安めに設定されているので、海外へ行く機会が多い人にとっては嬉しい仕様だといえます。

hy-fiの海外利用時の料金

  • 500MB:780円/日(日額固定金額×使った日数分だけ)
    ※500MBを超過した場合は384Kbpsの低速通信となります

なお、hy-fiでの海外利用は1日500MBまでで、超過した場合は384Kbpsに低速化されます。

他のポケットWiFiのように1GBまで高速通信が使えるようなプランはないので、その点には注意が必要です。

2-5.24時間365日対応のサポートセンターは安心の日本語対応

hy-fiのサポートセンターは、24時間365日対応です。

問い合わせ先は以下の通りなので、hy-fiを利用する場合はスマホに登録しておくことをおすすめします。

hy-fiの問い合わせ先

  • 050-5835-2280(24時間365日対応)
    ※タイ語のみ9時〜18時の対応

サポートセンターは「日本語・英語・韓国語・中国語・タイ語」の5か国語に対応しているので、海外旅行中に万が一のトラブルが起きても安心です。

3.hy-fiを徹底的に調べて分かった7つの注意点

止める

ここまで、hy-fiの特徴について解説をしてきました。

この項目では、hy-fiについて徹底的に調べてわかった7つの注意点をご紹介します。

  • 3-1.運営会社の評判が非常に悪い
  • 3-2.Webサイト上での申し込みができない
  • 3-3.運営会社はTwelveのはずなのに親会社のWizから返信が届く
  • 3-4.契約期間が2年間の自動更新で9,500円の解約金が設定されている
  • 3-5.端末紛失時は高額な弁済金(28,000円)が発生する
  • 3-6.海外での利用は1日あたり500MBで384Kbpsの速度制限にかかる
  • 3-7.サービスとしての利用規約が用意されていない

数自体は非常に多いですが、どの内容もこれから使うサービスとしては非常に気になる点ばかりなので、しっかりと内容を確認してからお申し込みをご検討ください。

3-1.運営会社の評判が非常に悪い

これまでにもお伝えした通り、hy-fiを運営する「株式会社Twelve」の評判が非常に悪いことが大きなデメリットのひとつです。

特に、サポートセンターの電話対応に関しては非常にネガティブな内容の声が数多く挙がっています。

利用するなら安心できるに越したことはありませんが、これらの口コミを見るとhy-fiでのサポートに関しても期待はできないかもしれません。

契約後にトラブルが発生した場合のことを考えると、hy-fiは避けて他のポケットWiFiに申し込んだ方が無難です。

3-2.Webサイト上での申し込みができない

hy-fiに申し込む場合、Webサイト上では申し込みが完結できません。

hy-fi公式サイトにアクセスして、下部にある「お問い合わせ・お申し込み」の項目から一度連絡をして、それに対する返信を待つ必要があります。

LINE公式アカウントからも申し込みができるようですが、Webサイト上で気軽に申し込みが完結できないのは残念なポイントと言わざるを得ません。

3-3.運営会社はTwelveのはずなのに親会社のWizから返信が届く

hy-fiについて調べている中で、問い合わせメールを送ったところ、その返信が「株式会社Wiz」から届いたという情報がありました。

株式会社Wizは、Twelve公式サイト上にはWizとの関係性に関する記載は一切ありませんが、hy-fiを運営している株式会社Twelveの親会社です。

上記の内容は、親会社である株式会社Wizの「会社概要」で確認ができます。

いくら親会社とはいえ勝手に社内で個人情報が共有されているかもしれないと思うと、安心してサービスを利用することはできません。

筆者個人的には、全体を通してサポートに難があるといわざるをえない「hy-fi」はとてもおすすめできるサービスとはいえません。

3-4.契約期間が2年間の自動更新で9,500円の解約金が設定されている

hy-fiには、24か月間(2年間)の契約期間が設けられています。

更新月は申し込んだ月から数えて25か月目となり、更新月以外で解約をする場合は9,500円の解約金が設定されています。

近年では電気通信事業法の改正に伴い、スマートフォンにおける大手キャリアの新料金プランでは解約金が0円もしくは1,000円となりました。

それに倣ってポケットWiFi業界でも解約金や契約期間の縛り一切ないサービスが数多く登場していますが、hy-fiでは1万円近い金額の解約金が発生してしまうので注意が必要です。

3-5.端末紛失時は高額な弁済金(28,000円)が発生する

hy-fiの端末はレンタル品なので、端末を紛失してしまうと弁済金として28,000円の高額な手数料が発生します。

なお、申し込む際に限り、月額400円で「機器補償サービス」に加入することができますが、盗難や紛失は補償の対象外となります。

紛失してしまった端末の買取をするような形で料金を支払うことになるので、絶対になくさないようにご注意ください。

3-6.海外での利用は1日あたり500MBで384Kbpsの速度制限にかかる

hy-fiはクラウドSIMに対応しているので、海外に持っていっても面倒な手続き不要で使用することができます。

ただし、1日あたり500MBまでしか使えず、データ容量を超過してしまうと384Kbpsの速度制限になってしまいます。

海外で使えるデータ容量の目安をまとめたので、海外でhy-fiを使う場合は下記の一覧表を参考にしてデータ容量を節約するようにしてください。

海外で使えるデータ容量の目安(500MBの場合)

項目データ通信目安
Web閲覧約2,000ページ
メール送信約1,000通(画像添付あり)
LINEテキスト:約250,000通

音声通話:約1,200分

YouTubeHD画質:約240秒
Skype音声通話:約150分

ビデオ通話:14分

マップ検索約134回

参考:データ通信量について|JAL ABC

3-7.サービスとしての利用規約が用意されていない

hy-fiの公式サイト上には「利用規約(契約約款・重要事項説明書)」がありません。

利用規約(契約約款・重要事項説明書)とは、月額料金や契約解除料など、その契約におけるサービス利用に関する必要な情報が記載されている規約のことです。

たとえば、ポケットWiFiで有名なサービス「どんなときもWiFi」の利用規約は以下のページで確認ができます。

利用規約|どんなときもWiFi

細かな文字かつ難しい言葉で書かれているので読む気が起きない人も多いかと思いますが、サービスを利用するに当たって重要な内容が書かれているので、一度は目を通しておくべき書面です。

仮に利用規約に記載のない事象が起きた場合には、利用規約を証拠として提示することができるのですが、hy-fiではそれがありません。

利用規約がない点に加え、これまでにお伝えしたサポートセンターの対応や個人情報の扱いも考慮すると、hy-fiは全くもって安心できないサービスだと言わざるを得ません。

これからポケットWiFiに申し込むのであれば、hy-fiライトプランと同金額で使えてサポートも安心の「Mugen Wi−Fi」を選んだ方が安心してご利用いただけるかと思います。

4.評判から分かるhy-fiが向いている人・向いていない人

はてな

ここまで、hy-fiについて徹底的に調べて分かった特徴と注意点について解説しました。

この項目では、hy-fiの特徴と注意点から分かる「向いている人・向いていない人」の特徴をご紹介します。

まずは、hy-fiの特徴と注意点をおさらいしておきましょう。

hy-fiの特徴と注意点まとめ

特徴注意点
  • 1.クラウドSIM対応のポケットWiFi
  • 2.使える端末が異なる2種類の料金プランから好きな方を選べる
  • 3.ライトプランなら初月無料、その翌月は980円と破格の安さで使える
  • 4.海外での併用も可能で利用料金は安め
  • 5.24時間365日対応のサポートセンターは安心の日本語対応
  • 1.運営会社の評判が非常に悪い
  • 2.Webサイト上での申し込みができない
  • 3.運営会社はTwelveのはずなのに親会社のWizから返信が届く
  • 4.契約期間が2年間の自動更新で9,500円の解約金が設定されている
  • 5.端末紛失時は高額な弁済金(28,000円)が発生する
  • 6.海外での利用は1日あたり500MBで384Kbpsの速度制限にかかる
  • 7.サービスとしての利用規約が用意されていない

hy-fiには上記のような特徴と注意点があります。

これらを踏まえた上で、hy-fiが向いている人・向いていない人の特徴を確認していきます。

4-1.hy-fiが向いている人

hy-fiが向いている人の特徴は以下の通りです。

  • 月額料金が安いクラウドSIM対応のポケットWiFiを使いたい人
  • 海外に行く機会が多く、ほとんど使わないものの念の為WiFiを持っておきたい人

hy-fiは、クラウドSIM対応のポケットWiFiです。

ライトプランなら月額3,280円でトリプルキャリアの回線が使えるので、とにかくコストを重視したい人に向いています。

また、hy-fiは海外で使う場合に1日500MBまでを780円と安い金額で利用できます。

そのため、海外に行く機会が多く、ポケットWiFiはほとんど使わないものの、念の為持っておきたいという人にも向いています。

4-2.hy-fiが向いていない人

一方で、hy-fiが向いていない人の特徴は以下の通りです。

  • 安心のサポートを受けたい人
  • 契約期間の縛りが嫌な人

hy-fiを検討するに当たって、サポートセンターの対応の悪さや個人情報の取い扱い、サービスとしての利用規約がない点など、懸念点が多いことが残念なポイントです。

また、契約期間は2年間の自動更新で、更新月以外の解約だと9,500円の解約金が発生してしまうので、正直にお伝えするとhy-fiに申し込むのは全くおすすめできません。

上記の特徴に該当する方は、hy-fiと同じくクラウドSIM対応で、月額3,280円から利用できる「Mugen Wi-Fi」に申し込んだ方がサポート面でも安心できるのでおすすめです。

まとめ

  • hy-fiはクラウドSIM対応でトリプルキャリアの回線が使えるポケットWiFi
  • 月額料金は3,280円/3,880円で使えて、海外利用も1日780円と安い金額で使える
  • ただし、無制限と記載しているが実際はひと月150〜300GB程度で速度制限がある
  • 運営会社の評判や口コミはネガティブな声ばかりでサポートに難がある
  • 「サポートに難がある」「個人情報の取り扱い」「利用規約がない」の3点から全くおすすめできない
  • クラウドSIM対応で3,280円から使える「Mugen Wi-Fi」の方がサポート面でも安心して使えるのでおすすめ

この記事では、hy-fiについて徹底的に調べて分かった4つの特徴と8つの注意点について、一切の忖度なくご紹介してきました。

hy-fiを調べた結果、筆者個人的には「サポートの対応が悪い」「個人情報の取り扱いが不安」「利用規約がない」の3点から、全くおすすめすることができません。

近年のポケットWiFiは、hy-fiと同水準の金額で使えてサポートの面でも安心できるサービスが登場しているので、わざわざhy-fiを契約する必要はないのではないかと思います。

代わりにおすすめできるポケットWiFiは、月額3,280円から使えるクラウドSIM対応の「Mugen Wi-Fi」です。

hy-fiを検討中の人は、この記事を参考にして別のポケットWiFiを検討されてみてはいかがでしょうか。

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